道本部情報

2012年06月29日

「チルドレン・ファ-スト」の理念具体化が重要=第22回全道保育集会

かつてない少子高齢社会をむかえ、子ども・子育て施策の拡充が求められてきましたが、児童虐待の増加や「子どもの貧困」の社会問題化など、子どもの育成環境の悪化に伴う福祉的なニ-ズへの対応も喫緊の課題となっています。

政府は、2012年3月30日、「子ども・子育て支援法案」、「総合こども園法案」、「関係法律の整備に関する法律案」からなる「子ども・子育て新システム関連3法案」を国会に提出しましたが、与野党の修正協議により、総合こども園法案が取り下げられ、認定こども園法の改正などで対応することとなりました。

しかし、この間自治労が求めてきた「チルドレン・ファ-スト」の理念を具体化し、「すべての子ども」に開かれた制度が必要であることに変わりはなく、今後の取り組みがますます重要になってきます。

また、保育士をはじめとする保育関係労働者は、民営化の進展や非正規職員の大幅な増加、慢性的な人材不足など、早急に改善しなければならない労働環境に置かれています。

道本部社会福祉評議会は、これらの課題について学習と交流を深めるとともに、現場や地域の声を今後の運動に反映させることを主な目的として、22回目となる全道保育集会を下記の要領で開きますので、積極的な参加をお願いします。


「第22回全道保育集会」
◇と き 2012年8月18日(土)9:30~16:30
◇ところ 札幌市北区北6条西7丁目 北海道自治労会館
     メイン会場「3階中ホール」
     分科会会場は、参加人数により、全て自治労会館内を予定。
◇内 容
 ・基調講演「子育て関連3法案について(仮題)」
  講師 東京きぼう法律事務所 弁護士 寺町 東子 氏
 
 ・基調提起「保育制度をめぐる情勢と今後の取り組み(仮題)」
  中央本部社会福祉評議会(提起者は調整中)
  
 ・分科会分野(タイトルは未定)
   第1分科会=子育て支援関連法案と自治体の子ども・子育て施策
   第2分科会=児童館・学童保育
   第3分科会=食育
   第4分科会=発達障害と保護者対応
   第5分科会=保育所における非正規労働の現状と課題

◇参加報告
 
 別紙「参加報告書」に必要事項を記入の上、8月9日(木)までに、FAXまたは、メール(E-Mail➝takada@jichiro-hokkaido.gr.jp)で報告願います。


※詳細は下記発文を参照して下さい。
※この発文は本日(6月29日)の定期発送で、各単組総支部へ送付しております。

6月29日付道本部発文382号をダウンロード

コメントを投稿


組合員専用ページのTOPへ

Copyright © Jichiro Hokkaido. All rights reserved.