連合ニュースレター

2012年06月21日

ホームレス自立支援法5年延長が決定=政策ニュースレター第178号

連合政策ニュースレターより、標記内容についての報告がありましたので、通知いたします。

参議院本会議が6月20日午後開かれ、ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法の一部改正法案が全会一致で可決、成立した。

同法は路上生活者のための就労や住宅、相談などの支援措置の根拠法として、2002年に10年の時限法として制定され、今年8月に法案の期限を迎える。ネットカフェ難民など新たな形態のホームレスが増加している中、連合は東京、神奈川、愛知、大阪、福岡の地方連合会とともに4月から5月にかけて、同法の5年延長を民主、自民、公明各党に要請してきた。

同法は制定時議員提案による全会一致で成立したもので、延長の取り扱いも議員提案で行う必要があった。しかし、社会保障・税一体改革関連法案の取り扱いを巡って国会が混乱する中、延長のための法案の会派間協議が進まず、会期末が迫る中一時は成立が危ぶまれた。そのため、連合はさらに民主党との政策協議の場や関係議員への働きかけなどを行った。その結果6月15日に法案が衆議院に提出され、同日の同院厚生労働委員会で延長のための改正法案を委員長提案することを議決し、同日の本会議において全会一致で可決。同19日の参議院厚生労働委員会に続き、この日の成立に至った。

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