2012年04月23日

原発が再稼働しなくても電力は間にあう!

4月21日、荒井衆議を講師に「地域政府と政策を考える研究会」が開かれた。
荒井衆議は「民主党原発事故収束対策PT」の座長として、この間活動を行ってきた。
当日の講演内容については、後日の総合研究室の「政治政策情報」にゆだねるが、講演内容では、原発がゼロになった場合の電力需給について説明があった。

ここでは政府のエネルギー環境会議(2011.11.1)が公表した「原発が再稼働しなくても電力は間に合う」資料の説明を行う。

2011.11.1公表資料のダウンロード

①2010年は例年にない猛暑であり、ことしの夏も2010並みの猛暑を想定した場合、9電力では▲1656万kw(供給16297万Kw-需要17954万Kw)となる。北海道では、▲32万Kw(供給474万Kw-需要506万Kw)である。

②一方、2011年は平年並みの暑さであり、今年も2011年並みを想定した場合、9電力では636万Kw(供給16297万Kw-需要15661万Kw)の余裕が生じることとなる。北海道では▲11万Kw(供給474万Kw-需要485万Kw)となるが、東北3社での融通供給により解消される。(東北3社・供給7152万Kw-需要6653万Kw)

③また、2010年並みと想定した場合、電力不足となる1656万Kwの対策としては、節電を促す料金メニューの拡充で710万Kw、省エネ促進で270万Kwの需要側の抑制で980万Kwを減らし、供給側としても、供給構造の改革で233万Kw、火力などの積み増しで409万Kwを増やした場合、対策ができるとしている。

④原発が稼働しなくても、電力は間に合うことを政府も明らかにしている。

コメント (2)

山田新治:

これは『自治労つべつ』に取り上げなくては!!
明日、書記次長の樋口くんにお願いしよう。

4月1日に宣言したときの基本は、
こうした「小鳥のさえずり」でいくつもりだったのですが。

PS.
「組合員専用」の常連読者、
SRO間町職のMさんからは、いつも会うたびに
口頭で「コメント」をいただき嬉しいところですが、
ぜひ、ここに「コメント」書き込んで、
道本部と全道にM節を発信してください。
待ってます。

道本部:

山田新治さま

いつもありがとうございます。
Mさんからのコメント、楽しみに待っています。

いつもホームページを見てくだっているみなさま
ぜひ、お気軽にコメントをお願いします!

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