2012年04月09日

公務員制度改革を全道の仲間に広げるために=自治労「新・労働学校」

全国の県本部の役員を担っている仲間が東京に結集して3月29日から3日間日程で、「新・労働学校」で公務員制度改革の内容を学習を深めている。

この「新・労働学校」は、4週にわたって開かれ、期間中、北海道から16人の道本部役員・地本専従者が参加する。

2期目は、東京都・大塚で4月5日~7日の日程で開かれた。講座などの内容を順不同に紹介する。

講演Ⅰ「労働法から見た新制度の位置」(中央大学教授 毛塚勝利さん)労働法の内容から今般議論されている改革の内容に触れた。

講演Ⅱ「地公企労法の経験から」(都市交書記長 吉田昭二さん)地公企労法適用職場の経験から、具体的な労働協約や労使関係などを話し、特に労働協約書など参考資料もあり、今後の運動に役立つ内容。

中央本部公務員制度改革推進室の役員を中心とした講師陣の講座
講座Ⅰ「自律的労使関係の経過と概要」
講座Ⅱ「労使関係のルール」
講座Ⅲ「交渉・協約事項」
講座Ⅳ「地方公務員制度の課題」
講座Ⅴ「労働委員会と労使紛争の解決」
講座Ⅵ「新制度に向けて県本部・単組は何をすべきか」

講座の内容の理解度を具体的演習問題から指導方法などを導き出す、演習「新制度の理解を深める」を中央本部役員が、参加者の回答に解説を交えて説明した。また、参加者の模範解答として、北海道本部櫛部賃金労働部長が、突然の指名で少し困惑しながらも報告した。

さらに、具体的な実践報告から、課題の明確化とこれから何を取り組むか5~6人のグループで議論。
その実践報告では、櫛部賃金労働部長が、北海道における公務員制度改革対策委員会での取り組みを報告し、グループ討議を9班に振り分けて行い、それぞれが議論内容の報告を行った。班報告では、渡島地本から参加した地本専従の柴田さんが報告した。


柴田さん(携帯電話で撮ったのでごめんなさい)

2泊3日での労働学校では、これから進められる公務員制度改革のメリットや取り組むべき課題などを学んだ。
 
公務員制度改革の内容を多くの組合員に伝えていくために、また、取り組むべき課題を明確にし、今後の取り組みを具体的に進めていくためにも、地方本部・単組・総支部で学習の機会をつくっていただきたいと考えている。

「新・労働学校」の参加者を、ぜひ、呼んでください。
新しい制度に全単組・総支部がスムーズに移行できるよう道本部全体の取り組みにしていきます。
(山木企画総務部長)

 

コメント (1)

山田新治:

皆さん、お疲れさまでした。

こうした学習の機会があること、
専従者の皆さまをうらやましく思います。
ぜひ、しっかり実践で活かしてください。

自治労運動のプロパーとして、
労働者運動のファシリテーターとして

たたかいの現場で
日々、業務の量と質と責任を背負いながら
単組、地方本部の任務を担うぼくたちの
牽引役としてご尽力いただきたく
さらなるご奮闘を期待しています。

皆さんと一緒に学習された
当地方本部の安達書記次長を報告者として
じっくり勉強させていただける機会をつくり
山木企画総務部長からの「宿題」にも
応えたいですね。

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