本部情報

2012年03月28日

【本部情報】総務大臣から春の段階の最終回答引き出す

公務員連絡会の棚村議長ほか委員長クラス交渉委員は、3月28日13時から川端総務大臣と2012春季段階の最終交渉を行った。この交渉で総務大臣は、資料1の通り、春の段階における最終的な回答を示した。
総務大臣からの回答は、総じて基本姿勢を示すに止まったと言わざるを得ないものであったが、公務をめぐり極めて厳しい情勢が続く中、総務大臣が国家公務員の人事行政に責任をもつ立場にあることを明確にしたことや、非常勤職員の処遇改善の検討などについて一歩踏み込んだ回答をしたことは、重い意味を持つものである。
公務員連絡会は、同日開いた企画・幹事合同会議で、「政府の回答は、われわれの要求に直接具体的に答えたものとは言えない。しかし、春の段階の交渉の到達点として受け止め、定年延長による雇用と年金の接続、退職手当の見直し検討などを中心とした諸課題の解決に向けて今後の取組みを一層強化」するとともに、「最大の課題となっている労働基本権の確立については、今通常国会における国家公務員制度改革関連四法案の成立及び地方公務員の労働関係に関する法律案の早期提出・成立を期して、連合、公務労協に結集し、最大限の取組みを推進する」との声明(資料2)を確認した。また29日に第2次全国統一行動を実施し、時間外職場集会等を通して、今後の取組みに対する決意を固め、春季生活闘争後半期の闘いを進めていくことを決定した。
本日行われた総務大臣との交渉経過回答及び自治労声明は下記をダウンロードしてご覧ください。

総務大臣交渉経過及び回答・自治労声明をダウンロード

総務大臣交渉対比表をダウンロード

総務大臣交渉対比表(地公)をダウンロード

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