青年部

2012年03月01日

【青年部情報】めざすべき社会を考え、自ら行動していく=青年部政治集会

青年部は2月25~26日、2012道本部青年部政治集会を開き、48単組総支部・87人(うち女性24人)が参加した。
集会は、「政治に関心をもち、めざすべき社会を考え、自ら行動していく」ことをテーマに、社会保障と税の一体改革の講演と「あいはらくみこ」参議との意見交換会を行い、学習を深めた。


【写真】社会保障の今後を講演する平川講師

講演では自治労本部社会保障局長・平川則男さんから「社会保障と税の一体改革」と題し、平川さんから「自公政権時代に増税なしで改革をすすめた結果、介護サービスが劣悪になり、セーフティネットワーク機能が低下した」と述べ、「時代に沿った改革を行い、所得の中間層を増やすことを目的として地域が安心できる制度設計を行う」と、将来の社会保障政策の展望を明らかにした。


【写真】賃金・サービス超勤への不満が多く出された分散会

分散会では、「賃金の引き下げから仕事の意欲がなくなる」「マチで孤独死があり当局から『全部の住宅を確認しろ』と言われたが、職員の数が減らされているなか、サービス超勤をして対応した」「就職先が無いなか、生活保護世帯が増え続けている。マチの税収を考えると不安」など、職場や社会的な課題が直接政治につながっていることを確認した。
集会初日には全道庁労連の道独自削減闘争のお礼と「怒布」や「壁新聞」の取り組みを通じ、「改めて独自削減の不当性を全道庁労連青年部で確認できた」と報告を行ってきている。


【写真】全道庁労連青年部から闘争へのお礼と経過

2日目は自治労組織内議員の「あいはらくみこ」参議を招き、国政報告と意見交換会を行った。
国政報告では札幌市で非常勤職員として働いていた時代に感じた思いや、震災での自治体の状況を述べ、「公共サービスの充実が社会の充実につながる」ことを強調した。
意見交換会では、8本の質問や意見が出され相原議員から一つ一つ丁寧に説明した。


【写真】あいはら議員は青年の声を真剣に丁寧に応えた

最後に牧野青年部長から「賃金や超勤に対する声が多く出された。職場や生活で普段思っていることを率直に仲間と話しあおう。働くものが犠牲になる社会から、働くものが主人公になる社会に変えていこう」と呼びかけ、団結ガンバロウで閉会した。
集会終了後は雪の降りしきるなか、参加者で「3.11さようなら原発集会」を周知するため、札幌駅周辺でポケットティッシュとビラを配布した。

※あいはらくみこ参議との意見交換の内容は下記をダウンロードしてご覧ください。

あいはら議員との意見交換詳細をダウンロード


【写真】職場生活を政治と結合させ学習していくことを全体で確認

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