女性部
2012年03月05日【女性部情報】仲間とのつながりは一生の財産=5地本女性セミナー
3月3日、札幌市・北海道青年会館にて石狩・後志・空知・胆振・日高5地本女性セミナーを開催し、16単組・総支部から25人が参加した。
女性セミナーは女性部役員の人材育成、地本組織強化を目的に地方協ごとに全道で開催している。
講座Ⅰでは「私の自治労運動」と題して、日高地本・鳥井亀市副委員長より講演を受けた。「単組に足を運び直接話をすることが組織強化になる。自律的労使関係への移行にむけ、組合執行部だけではなく、組合員全員で取り組まなければならない。また自分たちの賃金・労働条件を守っていくために、これまで以上に選挙闘争が重要となる。」と話した。そして自身の2年間の専従経験を振り返り「忙しかった。難しかった。そして辛かった。しかし、それらを上回る『楽しさ』があった。全道各地にできた仲間とのつながりは、これからの仕事、人生に役立つ一生の財産だ」と話し、参加者にも積極的に役員を担うことを薦めた。
講座Ⅱ「男女平等産別統一闘争」では、道本部女性部原美夏副部長より女性労働者の置かれている現状の実態を交えながら、闘争の意義について説明がされた。「春闘時の統一要求書の提出率は約60%に留まっており、提出される場合も中身の確認がされずそのまま提出されている場合もある。当局からは『男女間格差は無いと認識している』という回答が来るが、実際は不条理な差別を受け悔しい思いをして働いてきている女性がいる。この闘争を通して、きちんと要求し改善をはかっていかなくてはならない。」と話された。
講座Ⅲでは「自治労共済について」と題し、自治労共済北海道支部黒坂秀勝事務局次長より、保険の仕組みやライフプランについて説明がなされ、自分にあった保険の見つけ方、そして自治労共済の優位性について話された。
全ての講座修了後、短い時間ではあったが参加者は分散会を行ない、今日の講座の感想、それぞれの組合運動などについて意見を交換した。
女性セミナーは、今後4月21~22日に道東3地本女性セミナー、5月19日に函館地方協女性セミナー、6月2日に旭川地方協女性セミナーが開催される予定。
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