女性部

2012年02月27日

【地本情報】初の模擬団交を体験!さて…=網走地本女性部

2月19日、北見市で「2012網走地方本部女性担当者集会兼単組・総支部代表者会議」を開き11単組22人が参加した。

午前の部では、「団体交渉を体験してみよう」と題し、コーディネーターに網走市労連結城執行委員長、当局側には網走地方本部 森田執行委員長、唯野副委員長が入り、参加者が模擬団交に挑んだ。
はじめにコーディネーターの結城さんが、労使共通の設定について説明した。内容は「当局から生理休暇を廃止する」という提案を受け、組合からは「臨時職員にも生理休暇を付与すること」と要求。当局から「制度化は困難」という回答を受け、交渉に挑むというもの。


【写真】模擬団交を行う参加者

その後、当局役には退席してもらい、コーディネーターの助言のもと職場討議を行い、「生理休暇は必要ないのか?」「職場の実態は『取らない』のか、『取れない』のか?」「女性にとっての生理休暇の意味は?」「非正規職員の職場実態について」など意見を集約し、交渉がスタートした。

網走地本女性部初の試みであり、最初は戸惑いもあったが、いざ模擬団交がスタートすると、「マスコミによる世論の中にあり、公務員に対する住民の目は厳しい」ことを理由に廃止とする強権的な当局からの提案に対し、参加者からは人員不足の職場実態を訴え、当局の考えを問い正す場面もみられ、予定の時間を超え交渉は中断となった。

コーディネーターからの講評では、組合側の劣勢・・とのことであったが、参加者からは「もっと論理的に責めなければ、当局には勝てない」「次回はもっとうまくやりとりできるように組み立てたい」といった感想がだされた。
仮想「網走町職」における交渉は継続協議となり、次回の交渉日程は、現在のところ未定である・・。


【写真】当局「役」の森田委員長、唯野副委員長
  
午後の部は「女性と政治」と題し、京極町議会議員 中村厚子さんが講演した。
自身が町議会議員として立候補された経緯や、専従時代の経験から「女性が参画することで社会が変わっていく。組織もどちらかの性が偏るのではなく、バランスが大切である」と、参加者は女性のエンパワーメントについて学んだ。
また、「なぜ、政治闘争に取り組むのか」という点から、「私たちの思いを主張してくれる議員を送り出すことが大切」と、相原参議の再選にむけて取り組んでいくことを全体で確認した。

その後、3単組より月間中の取り組み、春闘期の取り組み等の報告があり、今野女性部長の全体集約で集会を終了した。

(網走地方本部女性部 特別幹事 結城みどり)

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