青年部
2012年02月07日【青年部情報】働くものの視点に立ち社会を考えていこう=連合青年委員会
2月4日、札幌市で連合北海道青年委員会スプリングフォーラムが開催され、11産別72人(うち女性15人。自治労からは33人)が参加した。
主催者を代表し牧野青年委員長(自治労)があいさつを行い、引き続き、全労金の福地かおりさん(道青年委員会幹事)が「ろうきんについて」と題した講演を行い、全体でろうきん運動、自主福祉運動の意義を確認しました。
講演の後は、3時間のグループデスカッションを行い、事前アンケートを使いながら、「普段の仕事の内容、仕事のやりがいや楽しさ、不満やおかしいと思うこと、2012春闘で要求したいこと」などを話し合いました。
参加者からは、「人員削減が続き、休みも取りづらくなっている。メンタルの不調も増えている」「新規採用も抑制され、職場の技術継承にも不安を感じる」「会社は安ければ良いで外注化を進めるが、緊急時や災害時の対応に不安を感じる」「若い人の意見を聞いてもらえず、トップダウンの職場」などの声が出されていました。
集会では、こうした職場の実態や運動の交流を通じて、「多くの職場の仲間と話すことで、新たな考え方ができた」「視点が広がった」という声や、「どこの職場も同じような悩みを抱えていた。連合として活動する必要性も感じた」などの声が出されてきました。
また、なかなか各地区段階での青年共闘組織が確立しきれてない状況もあり、「初めて他産別の方と話をした。新鮮だった」「率直に楽しかった」などの声も数多く出されています。
集会の最後、牧野青年委員長が「なかなか、マスコミでは報道されない職場の実態も交流できた。引き続き、学習や実態交流を通じて、『働くものの視点』に立ち社会を考えていこう。この集会で学んだこと・感じたことを仲間に伝えることからはじめていこう」と集約し、スプリングフォーラムを終えました。
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