女性部
2012年02月02日「原発がなぜ反対なのか理解できた」=女性交流集会
1月28日札幌市・自治労会館で、第31回女性交流集会を開き81単組・総支部3消防協158人が参加した。
講演では、「原発から海と子どもを守りたい」と題し、岩内原発問題研究会代表の斉藤武一さんが講演した。
紙芝居形式で行われたこの講演は大変わかりやすく、原発のもたらす身体的被害、そして情報操作により人や地域が目の前の利益によって動かされていく恐ろしい現実を知ることができた。
漁業の町では、温排水により魚が獲れなくなり、漁師が原発で作業員として働いた方がお金になる、生活できるということで漁師がいなくなり漁業が全滅した事実、原発の放射能と小児がんや乳がんの関係など、報道だけではわからなかった事実を学び、改めて次世代や、地域に住む私たち住民の生活を守るため脱原発の運動の推進が必要であることを確認した。
参加者から「ただ反対!ではなく、なぜ反対なのか理解できた」「放射能の恐ろしさをたくさんの人に知ってもらって脱原発運動に繋げていきたいと思った」などという感想が出された。
オキナワ平和の旅の報告では、参加者の美瑛町職の古川さん、中標津町労連の熊倉さんから現地の写真を使った報告をうけ、正しい歴史を知ることの大切さ、それを語り継ぎ二度と同じ過ちは犯してはいけなということを確認した。
分散会では5つのテーマを設け行った。「子育て・介護」の分散会からは育児休業あけの仕事の持ち方という話があり、働きたくても子どもを預ける場所がない。
また、定年まで働くということを考えた時、体調を崩したりモチベーションを保つのが難しいという意見、「同じ職種の人と語る」では、保育職場の民営化の話があり財政難などの厳しい時代であるからこそ正規・非正規にかかわらず働く同じ仲間として労働条件改善にむけて取り組む事が必要であることを確認した。
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