資料

2012年01月12日

学生アルバイト白書=北海学園大学川村雅則ゼミナールⅠ

『夕張再生市民アンケート調査』や『非正規労働白書』などでおなじみの、北海学園大学の川村雅則准教授が、ゼミ生と一緒に『学生アルバイト白書』を作成しました。

昨年末、川村先生の講義を聞く機会があり、「『学生アルバイト白書』を作成している最中」だと話しをしていました。

その場で、現代社会では、学生アルバイトが単なるアルバイトではなく、その職場の完全なる戦力として位置づけられていること、労働条件が劣悪であること、何か失敗した時、ともすると働いた以上の弁償をしなければならない理不尽な環境下で働かされている。ことなど白書を作りながら「これは、大変な事態になっている!」と話していました。

これらのことから、子どもの頃からの学校教育で働く者としてのルールを、しっかり教育されていないことが問題だと指摘してしつづけている北海道大学の道幸教授の話しがよみがえってきます。

ぜひ、下記をクリックして、現代のアルバイト事情を実感してみませんか?
ご自分が、学生アルバイトをしていた時とようすが変わっているとか、状況は変わっていないなど、それぞれの年代で違いはあるとは思いますが、現在アルバイト中のお子さんをお持ちの方は、会話のきっかけとしても大事な話が聞けそうです。

http://www.econ.hokkai-s-u.ac.jp/~masanori/11.12labour

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以下、川村先生の論

なんでこんなもの?という理由については、「はじめに」あたりをごらんください。

学校関係者には、ゼミや授業でご活用いただき/労働組合や弁護士関係者には、「若者(学生)に対するアプローチがもっと必要なのだな」と感じていただき/政治家やマスコミのみなさんには、労働組合とワークルールが社会に根付くよう…/いや、そこまで気合いいれずとも、とりあえずウチの子どもにも読ませよう~ぐらいの感じでお使いいただけると幸いです。

ちなみに、この「学生バイト」の話を高校の先生としていたら、高校生のバイトでの働かされ方もヒドイそうで、いやはや。

次は高校生のアルバイト白書か…

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