北海道平和運動フォーラム情報

2011年07月01日

原発に安全はないと言い続けた運動は正しかった=道平和運動フォーラム

6月27日、北海道平和運動フォーラム定期総会が開かれた。

箱山代表委員から「世界中に広がる脱原発の流れ、日本の対応が注目されるが、政治は菅降ろしに時間を費やしている。革新政権でもある民主党政権の検証も必要だ」と述べ、「日の丸・君が代判決、大阪での起立条例化、北海道の情報提供制度など人権に関わる問題も山積み」だと開会にあたりあいさつした。

議長団・総会役員選出後、山田代表委員が「政権交代を実現してきたが、課題によっては抵抗も必要、政策は100%一致していない、“何も変わらない”とならない取り組みが必要」と述べ、「平和憲法を守り抜く闘いの構築がいまこそ必要だ」と主催者を代表してあいさつした。

来賓として、中央フォーラム福山代表、連合北海道武田副事務局長、平和議連三津代表があいさつしたあと、2010年度一般経過報告・決算報告・会計監査報告の提起を一括して受け、全体の拍手で報告事項は確認された。

その後、2010年度運動の総括と2011年度活動方針(案)・2011年度予算(案)・「北海道平和運動フォーラム旅費規程」の一部改正について一括して提起がされた。

質疑では、合計6本の発言があり、自治労から「道との意見交換で明らかになった避難経路や道職員の減少・直ちに放射能漏れがあった場合には被爆する現行の計画などの課題、道南地域には国の示す範囲が該当しない場合は原子力防災計画を策定しないとしている実態。省エネ・新エネ行動計画の策定におけるエネルギー政策の転換にむけた取り組み」について発言した。
 
執行部から「道南フォーラムから署名の依頼があり、それをやりきり、青森フォーラムとの連携を進めたい。現在進めている署名を地域に出て集めることも行ってほしい」などの答弁があり、議事についても全体の拍手で確認された。

 その後、役員選出、新旧役員のあいさつを行い、総会宣言、総会スローガンを全体の拍手で確認した。

最後に、高倉副代表委員の「原発に安全はないと言い続けてきた。私たちの運動は正しかった。今後もしっかり続けていこう」と閉会のあいさつがあり、最後に山田代表委員の団結ガンバローで総会を終了した。


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