地方本部情報
2011年06月29日【地本情報】育休報告!「育児に参加するチャンス」=渡島地本
渡島地本男女平等産別統一集会が6月24日、14単組、32人が参加して開かれた。
前段、川村執行委員長あいさつで、自治労が進めてきた男女平等運動の経過について説明があり、過去の経緯から、女性の権利を守る運動として進め、今日においては男性の育児休業も含め、まさに「男女がともに担う」の言葉が生きる時代となった。
今回、渡島地本としては初めての開催であるが、参加された皆さんが男性、単組に持ち帰り、議論反映としていただきたい」と話した。
そのあと、中野渡組織部長から「自治労の男女平等統一闘争」について道本部提起した。
また、函館職労の高井暁さん(男性)が、自身が取得した育児休業について、渡辺書記長と対談を交えて事例発表した。
高井さんは、1人目の子どものときは妻にすべての育児を任せていたが、2人目の時に、職場の育休希望調査をチャンスととらえ、この制度を利用することにしたという。
職場に対して打診を行い、了解を得て、2007年1月から3月までの3カ月間取得した。
取得するには、直属上司が女性であったことや、同僚の理解もあった。それまでも、子どもの急病で仕事を抜けることが多々あり迷惑をかけたが、子育てに関して職場の理解があることを認識していた。それが何よりも一番だと思う。
子どものおむつを替え、掃除もこなし、子どもを連れて買い物にも出かけ、スーパーのレジ担当者に不審な目で見られたこともあった。
感想として、男女平等の強い意識があった訳ではないが、一生のうちで限られた子育ての機会を、今回が育児に参加するチャンスと感じて希望した。
実際に取得して、世の中の母の大変さを実感した。
今後取得を考えている人へのアドバイスとしては、本人の意志が大切なことはもとより、やはり職場環境が大きく左右すると思う。
同僚を含めて後押しするような体制を職場で持ってほしい。
出席者から出された質問として、「休業したときの欠員はどう対応したか」「その後、市職労で取得した人はいるのか」など…
高井さんは、「休職中は、以前からの協議に従い臨時配置だった。その後の男性職員の取得状況では、家庭事情があって取得した人がいたとは聞いている」と答えた。
※6月24日は、自治労男女平等統一闘争の統一行動日でした。1単組1企画を提起していましたが。「こんなことやったよ!」と報告したい単組募集しています。
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