ひとりごと
2011年05月11日【ひとりごと】一番大事なものとは…
福島県第一原発の放射能漏れ事故で、避難を余儀なくされた福島県川内村の人々の一時帰宅2時間。
行く前に、「自己責任で行く」旨の確認書みたいなものを書かされたという
新聞、テレビで報道された姿は異様だ。自分の家への帰りじたくが防護服。
本来、一番くつろげる場で何を思い何を手にするのか。
渡されたビニール袋から見えるものは、ほとんどが衣類。
アンケートでは通帳や印鑑は一番ではなく、写真や位牌が多いようだ。
「あなたなら、一番大事な何を持ってきますか?」
私は、考えても考えても結論が出ません。
原発がなければ、すぐにでも戻れた場所のはず…
原発があったから事故が起きた。
これから先の展望もない。
それにしても、防護服。今回の一時避難に使ったものや、原発の作業員が使ったものなどどう処理しているのかが気にかかる。
核のゴミを増やし続け、生活を奪う原発に、怒りをこめて反対!
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