単組情報

2011年05月30日

原子力を止めることは再生可能なエネルギーにかじ取る好機

函館市職労・鎌田副委員長から道南地域運動フォーラムの学習会報告が届きました(^_^)v


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5月21日(土)13:00から道南地域運動フォーラムの学習会が開かれ、会員、市民あわせて約200人が参加した。
 
当日は,原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんを講師に招き「福島原発震災と大間原発」と題して、約90分講演した。

西尾代表は、福島第一原発の事故について「収束していないことが一番の問題」「放射能汚染が震災の被害を拡大させた」「函館でも量が少ないが当然飛んできていると思う」と述べた。

また、大間原発については、世界初のフルMOX型であるとし、「もし事故がきた場合の影響は、福島よりもはるかに大きくなり、危険な原子炉である」と指摘した。                              
さらに,今回の津波の被害から全国の原発で津波対策として高さ15㍍の防潮壁を設置することに対しては、「全国一律では形だけの対策である。大間原発は津波よりも地震対策の方が重要であり今なら建設も止められる」と強調。

最後に「原子力を止めることは再生可能なエネルギーにかじを取る好機であり、そのためには、世論の力が必要」と参加者に訴えた。


コメント (1)

ゆにおん:

学習会、参加しました
西尾さんの淡々とした語り口での
「いまこそ世論の喚起を」との訴えは、
重みを感じます

この学習会に先立ち、事前学習?として
京都大学助教の小出裕章氏のインタビューを掲載した
DVD2枚組も視聴しました
小出氏は、反原発運動に携わってきた者として
今回の事故が防げなかった責任がある、
と涙ぐんでいました

事故の収束に向けて全力を挙げるのは当然ですが、
いままでの原発推進政策について検証し、
責任の所在を明らかにすることも当然ながら必要です

それにしても、写真の画像構成がうまい、かも
(^.^)


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