女性部

2011年05月25日

女性が男性並みにではなく、男性が女性並に保護が機会均等社会!

写真はのちほどアップします

5月21~22日、東京にて第49回自治労はたらく女性の集会が開かれ、全国から36県本部118人が参加した。北海道からは上島女性部長、白石書記次長のほか、新得町職の佐藤さん、石狩市職の吉田さんが参加。


【写真】真剣に聞く参加者

1日目は、本部澤田副委員長のあいさつ、松澤女性部長からの基調提起のあと、「労働基本権-2013年までの課題」と題して、日本ゴム産業労働組合安全衛生対策部長の三浦正義さんより講演を受けた。労働三法や労働協約について説明されたあと、「労使関係は、適度な緊張感・距離を持って、良い関係にある。そのうえで会社だけ設ける、組合員・従業員だけが得をするというのではなくWIN-WINを考えていかないとならない」と話した。


【写真】「WIN-WIN」を考えようと講演する三浦正義安全衛生対策部長

午後からは4つの分科会に分れ、第4分科会「反戦・平和・民主主義を守る取組み」では、白石書記次長からオキナワ平和の旅の報告を行った。


【写真】オキナワの旅報告をする白石書記次長

2日目は、最初に被災地からの報告として福島県本部女性部長柳沼恵美子さんより、被災状況と職場実態が報告された。「職員自身が被災していても住民優先となり下着や生理用品が不足し、不自由だった。」「指揮命令系統が混乱し、指示が統一されないので、それぞれの判断での仕事状となっている」などと話した。
 

【写真】丸本さんから「更年期」と「職場の労働環境」の区別が必要と訴えた

その後、百合レディスクリニック院長・医学博士の丸本百合子さんより「働く女性の母性保護」と題して講演が行われた。その中で「更年期」について触れ、「『更年期』とは閉経前後の『時期』をいう言葉であり、50代前後という責任も重くなり最も忙しい時期である。『過労』も『更年期』とされるなど、なんでもかんでも更年期のせいにすると職場の労働環境といった問題が見えなくなる」と話した。
また「女性の月経の状態は、職場環境の指標。女性のからだが良好な職場は、男性の健康にとっても好ましい職場」とし、「女性が男性並みに働くのではなく、男性が女性並に保護されるのが機会均等社会である」と話した。

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