単組情報

2011年05月17日

【単組情報】自治労広域紋別病院労働組合が54人の組合員で結成

5月10日、自治労広域紋別病院労働組合が54人の組合員により結成された。


結成大会

「北海道病院事業改革プラン」のもと、道立紋別病院が2011年3月末で紋別市、滝上町、興部町、西興部村、雄武町が構成する広域紋別病院企業団に移管され、職員も道職員から一部事務組合の企業団職員へと身分移管した。

これに伴い、全道庁紋別病院支部は3月下旬に解散大会を行い、新たな労働組合を結成することになった。

新病院は、割愛職員、道・市からの派遣職員、新規採用職員、臨時職員、民間委託会社の職員などさまざまな雇用形態が存在しています。言うまでもなく、勤務条件も24時間体制であり、職員間の意思疎通を図るためにも速やかな連携体制を築くことが急務だった。
しかし、組合結成の必要性はほとんどの職員が認識しつつも、新しい体制や人事異動、身分が移管されることに対する不安やとまどいがあり、スムーズな組合結成とはならなかった。

そうした中で、職員・組合員の相互扶助を支柱とし、経済的・社会的地位の向上を図ることはもとより、よりよい地域医療の建設と地域住民の信頼を得ることを目的として1カ月間の集中職場オルグによって、新しい労働組合の結成に至った。

組合員が一堂に会することはなかなか難しいが、賃金・労働条件の改善と合わせて、医療サービスの向上、病院の健全経営を追求していく。


組合結成記念レセプション

コメント (3)

ハシモトでした:


道立病院の移管はこれまで医療体制的にも労組組織的にも様々な課題を表してきていると思います。そんななかで新たな組合に結集された皆さんに心から敬意を表します。また、長期にわたり奔走された吉田オルグさま大変お疲れ様でした。

地公済から市町村共済へ移った方々もおられると思いますが、市町村共済職員側議員としてもできるフォローをしていきたいと思いますので、ともにがんばりましょう!!

道本部 吉田オルグ。:

>ハシモトでした。さま

ねぎらいのお言葉ありがとうございます。
道の「病院事業改革プラン」は、地方の公的医療を切り捨ててしまう方策でしかないと感じます。
 
紋別病院は地元自治体が、その責務において事業を引き継ぐこととなりましたが、こういった流れは今後も起きてくるでしょう。

東日本大震災でも、自治体合併による行政の広域化や地域コミュニティの崩壊が復旧の速度に影響したとも聞いています。
 
新しく立ち上がった病院労組も、自らの労働条件を改善することによって、地域医療のサービス向上を目標に掲げ住民に貢献することとしています。
近隣単組や地方本部のご支援をお願いします。

早速ですが、組合員の方々にはポールスターの利用促進を宣伝しておきましたので。。。

ハシモトでした:

これはこれは…。恐れ入ります(汗)。

いま、婚礼が厳しいもので、ぜひ組合員のご子息、ご令嬢のご紹介をいただければ…。

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