東日本大震災自治労の復興支援

2011年04月20日

【☆2=支援活動報告】避難所の1日はあっという間=残りの期間も頑張る

4月16日出発した「東日本大震災」自治労復興支援活動中の北海道本部第2グループ活動報告が届きました。

見出しの表示は下記の通りグループごとに☆、☆2と変えています。
【☆支援活動報告】←第1グループ
【☆2=支援活動報告】←第2グループ

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第2グループの報告

今回は、第3班 愛宕小学校の報告です。

支援活動4日目となりました。
避難所のボランティアにも少しだけ慣れてきたように感じます。

愛宕小学校の避難所ボランティアは、昼勤務(8:30-19:00)と24時間勤務(8:30-翌朝8:45)までのシフトでまわしています。3日目にしてはじめての24時間勤務は、昼には見られない避難所のようすを垣間見ることができました。

<避難所の一日>

引き継ぎ

朝、避難所に着い時点で自治労5人のメンバーと事務局で引継ぎをします。
男性4人と私の5人のメンバーで、それぞれの考えを伝えあいます。それから宮古市の職員二人と、避難所のリーダーである町内会長さんにあいさつをします。
その後24時間勤務を終えて疲れきった二人は帰り、フレッシュな3人でお仕事開始です。

現在の愛宕小学校では被災者が4班に分かれ、食事の用意をする班と掃除班を日替わりで担当しているため、雑用と配膳の手伝いなどをしている状態です。例えば、開いたまま閉まらなくなった窓を力ずくで閉めたり、頻繁に届く物資を保管場所に運んだり、男性陣は力仕事を積極的にこなしてくれます。
私は普段包丁を持たないのですが、昼に出すために支援物資のダンボール箱いっぱいのりんご剥きを3人で担当。手が痛くなりましたよ!また、なるべく事務局に居て御用聞きになれるよう努めています。

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「ご自由にどうぞ」コーナー=クリックすると大きく表示されます

支援物資が毎日届くためどのようなものがあるかも確認する必要があります。今回は外国からの支援物資が大量にあったため、「ご自由にどうぞ」コーナーにコメント付きで置いたところ、多くの方に使っていただくことができました。

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時間が空いているときには子どもたちと遊びます。子どもと遊ぶひと時は、なんだか癒されますね。

食事当番の班はありますが、自衛隊からの炊き出しの受け取りや、配膳のためのセッティング、高齢者や大家族の方の配膳を手伝うなど、さまざまな手伝いをします。また、食事はみなさんが楽しみにしているため、町内会長さんがメニューを見て少し足りないと判断したら、支援物資の中から煮豆や缶詰などを選んで、プラスでおかずを出します。

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掲示板=クリックすると大きく表示されます

このように、一日はあっという間にたち、9時の消灯になります。テレビを消し消灯しても、かなり明るいため寝付くのには難しい状態です。

また、一日避難所にいる方は寝たり起きたりを繰り返しているため、眠りが浅いようです。地響きのようないびきもあちらこちらから聞こえます。
朝は、5:30ころから新聞を待っている方が複数いらっしゃるので、なるべくはやく各班に配布します。


避難所生活は、昼間は保健師や医師などのボランティアが体調管理をしてくれて、三食の炊き出しもありますが、体育館での集団生活を長期続けることは、心身ともに本当に負担のかかることだと思います。少しでもそのお手伝いができると信じて残りの期間もがんばります。

(第3班 愛宕小学校支援 札幌市職連 葛葉もも子)



窓ガラスの補修


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