東日本大震災自治労の人的支援

2011年04月12日

【☆支援活動報告】宮古市職員の避難所担当回数・頻度はかなり軽減

4月10日スタートした「東日本大震災」自治労復興支援活動中の北海道本部第1グループ活動報告が届きました。

☆この報告を、プリントして回覧している単組があると、今朝報告を受けました。ありがとうございます。

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第1グループ
2011.04.11(第2日目)の報告


初日ということで、3班とも朝8時までに各避難所に向かい場所の確認、宮古市担当者との顔合わせからスタート。

避難所では、避難者の人数も運営体制(自主性)も違っており一概には言えないものの、概ね、次のような業務・任務。
①避難者の食事(食器準備、配給等)の補助
②避難所のトイレ掃除、ペーパーの補充
③支援物資の搬入、管理、配布
④居住スペースの乾燥防止のための加湿作業
⑤避難者の名簿管理
⑥親戚・知人の安否確認に訪れる方への対応
(該当者が避難しているかどうかの確認)
⑦居住スペース集約化(教室→体育館)のための引っ越し作業
⑧市の担当者業務の補助(連絡係、来所者対応、名簿検索等)
⑨その他

4月11日からの自治労支援活動により、市職員の避難所担当回数・頻度はかなり軽減されるとともに、この間自宅の状況確認すら満足にできなかった現状を少しは改善できると感謝された。

3班それぞれに初日の活動内容に強弱もあり、また、避難所によって24時間勤務の時でも一定の時間には仮眠OKの所もあるなどするが、肉体的・精神的に厳しいという感じではなかった。

筆者の担当している避難所では、約150人の避難者を11班に編成、それぞれに班長を選任して生活のほとんどを自主的に運営しているなど、逆に我々が直接関与することが反って迷惑になってしまう感じがしたくらいである。また、日中は仕事や家の片付け等で2割ほどの人しか残っていない状況だった。

3避難所とも食事は自衛隊の炊き出し(一部の食事は地元生協の弁当)であり、避難所にいる方ばかりではなく、自宅に戻った方でも水道・ガスが使えない方たちは避難所に食べに来るのもOKとしていることが少し意外であった。

なお、避難所の一部では今日の昼食時に地元業者(組合)によるラーメンと焼肉の炊き出しがあり、好評だったようだ。

初めての支援活動への戸惑いもあったが、初日は「寒さ」に閉口した。途中で肌着やウィンドブレーカーを着込んだり、防寒服を取りにBCに戻ったりした者もいた。

日勤者のBCへの帰着も班毎にバラバラであったが、夕食終了後に3班集まって活動内容等を情報交換して初日の任務を終えた。
(報告者=道本部・木村美智留)

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