「元気な北海道をつくりたい!」思い及ばず=木村としあき知事候補
知事候補・木村としあき選対本部は、4月10日20時16分、木村としあきさんの勝利を事実上断念した。
選対を代表して荒井選対本部長は、今選挙の取り組みに感謝を述べた上で、「木村さんが主張してきた雇用、経済、命をまもることを北海道を駆けめぐり、地域医療の再生などを訴えてきた。179の自治体の地域樹立の概念の方向性は間違っていなかった」と強調。「しかし、今回の震災で、新人には厳しい状況になった。本部長として責任感じている」と述べ、「今後、命を守る、食の安全、原子力の問題、生活や雇用を守る、所得を上げ、179の市町村をまとめることを突きつけた。ぜひ、このことを高橋知事に取り入れてほしい」と話した。
高柳連合北海道会長は、記者の質問に答えて「労働組合については、さまざまな活動の制約のある中で、地域・職場で精一杯やってくれたと思う」と強調した。
木村としあき候補は、「みなさんにご支援をいただき、一生懸命頑張ってきたが、知名度不足と私の力不足だった。私がお訴えした危機的な北海道を、未来を担う子どもたち孫たちのためにも元気な北海道をつくっていきたいと思っていたが力が及ばなかった。残念だ」と悔しさをにじませた。
また、インタビューで東日本大震災があった影響について問われ、「厳しい状況で公開討論会ができなかった。政策の議論をみなさんに聞いてほしかった」と話した、さらに、今後の政治活動についての質問に「お世話になったみなさんと相談する。未来を担う子どもたち孫たちのためにも元気な北海道をつくる応援をしていきたい」と強調した。
最後に、多くの皆さんにむけて、感謝とお礼の言葉を述べた。
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