2011年03月24日

179のできるをつくる。そして「脱原発!」=木村としあき第一声

3月24日、北海道知事選挙が告示され、北海道庁東門前で自治労道本部が推せんする木村としあきさんの第一声が行われた。

春らしい太陽の光が明るいが、冷えこみの厳しい朝となった。そんな中、木村さんは、防寒着も着ないで集まった支援者に、元気良く「おはようございます!」と握手をしてまわった。

木村としあき後援会「北海道を動かす会」会長の竹内實さんが「いよいよ、木村としあきは、これから出発する。北海道を良くするために179市町村全道まわって話を聞いてきた。特に医療の問題について一生懸命やっている。これから全道くまなくまわっていく。どうぞよろしくお願いします」とあいさつした。

青森の「奇跡のりんご」生産者・木村あきのりさんは、「NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』で同じ番組に出させてもらった。木村さんが立候補すると聞き、青森から応援に来た。この北海道、農家を元気にしてくれるのは木村としあきさんだけ。みなさんの力を結集させて、全道各地から笑いの聞こえる北海道をつくっていこう。そのためには変化が必要だ」と呼びかけた。

また、上田札幌市長は、「大震災、大津波、原発のさ中、大きな声で話すことに躊躇あるがしかたない。誤りのない選択の時をしっかり選びきるために今マイクを握っている。4年前、一緒に当選した知事は、道民の人気が高く、愛されることは良いことだが、この8年間で何が変わったのか、変わらなかったのか。しっかり点検し、評価していくことが大切。大事なチャンスだ。何か変わったかどうか本当に何も気付かない。私たちは本当に今元気がない、こういう政治を「是」とした道民が悪い。この8年間で何も変わっていなくて借金だけが増えた。未来の子どもたちにこれを言えるのか。それを私たちは許してきた。情報もない。どうしてこういう政治が続かなければならないのか。今、木村さんが立ち上がった。木村さんは相当なお調子者、でも今そういう人が必要だ。私たちが元気になれる。お調子者で、だからなんでも、どんどんできる木村さんにやらせてみたい。変えることは大変なことだが、変えることに勇気を持とう。でも札幌市長は変えないでください!」とユーモアを交えて木村さんを激励した。

木村としあき候補は、「しっかり17日間がんばりぬく。どうぞよろしくお願いします」と述べ、「北海道のために実行すること、その1つは、道民所得が下がり続けている。未来の子どものために立ち上がらなければ。北海道はこの8年間で7千億円の借金が増えてた。私たちが主体となってがんばらなければならない。2つ目は、医師が不足し、地域が困っている。地域が元気にならないと北海道は良くならない。医師とともにしっかり地域医療を守りたい。3つ目は、179市町村の“できる”をつくりたい。そのために、みなさんをしっかりサポートしたい。それが道の役目だと思っている。今回の災害対応にしても、札幌市はすぐに臨時議会を招集し対応していたが、道はいまだに臨時議会が開かれていない。スピーディに対応したい」と強調した。さらに、「地域主権、自主自立の北海道主権をしっかりつくっていく。そして、道民の命を守るために、昨日4つの公約を追加した。北海道の省エネ条例に「脱原発」が入っている。私たちの命を守るため、しっかりがんばる。生活を守り、命を守る、179のできるをつくる。どうかご支援をよろしくお願いします。しっかりたたかい抜き、必ず勝ちとる。がんばりぬきます!」と力づよく訴えた。

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