2010年12月10日

「お国のために」の軍国教育で命を落した=「自治労青年女性オキナワ平和の旅」

12月7~9日の日程で、「2010自治労青年女性オキナワ平和の旅」が開催され、全国から35県本部197人(女性76人、男性121人)が参加、北海道からは9人(女性3人、男性6人)が参加した。

北海道団は、7日午後からの集会開会に先立ち、独自でひめゆり平和祈念資料館と平和祈念公園を見学した。平和祈念公園の「平和の礎(いしじ)」には、国籍、軍人、民間人の別なく沖縄戦で亡くなられたすべての人びとの名前が刻まれている。県外出身者のうち北海道出身の刻銘者は1万人を超えており、他県に比してその数は圧倒的に多い。また、ひめゆり平和祈念資料館では、苫前町職の駒井さんが単組で作成した千羽鶴を献納してきた。

集会では、最初に元「ずゐせん学徒隊」の宮城巳知子さんから当時のようすを証言していただいた。看護隊として10代の少女達が生き地獄のような戦地へ駆り出されたこと、日本兵は自分たちを守ってくれなかったこと、そして「お国のために」という軍国教育により友達が次々と命を落としていったことなどを話した。


「2010自治労青年女性オキナワ平和の旅」報告のダウンロード

コメント (2)

駒井紅美:

早速の報告ありがとうございます。
街に轟く戦闘機の爆音、青い空に響きわたる銃声。
どれも、わたしの知っているオキナワを覆すものばかり。
頭ではわかっていたつもりの現状が、心につきささりました。

写真のアップを心待ちにしています。

道本部女性部 上島:

遅くなりましたが写真アップしました。ダウンロードの分は重いので開くのにやや時間がかかるかと思います。

初めて会うメンバーもいたのにも関わらず、北海道団すばらしい団結でした。帰りの空港では「沖縄で得たものがあります。それは・・・仲間です」の名言も出ましたね(^^)

今回の平和の旅で見たこと、聞いたこと、感じたこと、それを職場、単組、地本でしっかりと伝えてください。
道本部集会での報告も楽しみにしてます。

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