「官がつくる貧困」連載最終版 弱まる再配分＝北海道新聞の記事
税制・社会保障費の負担が勤労者所得を圧迫している実像。確かに負担感は高まっているし、実感もある。しかし、記者の分析をそのまま受け入れるには首をかしげてしまう。
法人の負担割合が軽減され、所得の低い者にしわ寄せされているとは思うのだが、その原因は「官」なのか？
そもそもこの社会の土台である経済や人口動態といったシステムが生み出す問題が、上部構造である税や社会保障を左右しているのではないだろうか？「官」が意図的に格差社会を築くことには限界もあろう。
「官がつくる」というより、「菅がつくる」であれば、その責任者として仕方ないのかもしれないが。
【組織拡大オルグ 吉田雅人】
組合員専用ページのTOPへ