「官がつくる貧困」連載の第三弾 しわよせ=北海道新聞の記事
非正規労働者のみならず、指定管理を含めた民間委託の問題が取り上げられている。
指定管理者制度の問題点が指摘され、競争激化による低賃金やサービスの低下に焦点があてられていることは歓迎したい。
が、気になる部分も。『「官」発の賃金低下をどう食い止めるか』の2行。確かに、「官」が雇用し、「官」が委託しているのは事実であり、自治体当局も外圧に屈し、財政難の責任を「外注化」「非正規化」に求めた責任はある。しかし、「高コスト体質」を悪のように吊るし上げ、「安上がり行政」を賞賛し、扇動したのは時の政治であり、議会であり、メディアではなかったのか?今日の事態を私たちは十分、想像していた。
【組織拡大オルグ 吉田雅人】
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