2010年11月18日

【道本部情報】2010年度北海道原子力防災訓練調査団活動

毎年、連合北海道を中心に、泊原発における近隣4町村(泊村・岩内町・共和町・神恵内村)で行われる、防災訓練を適切に実施されているか調査する活動が、各産別と連合後志地協(自治労から道本部、後志地本、道消防協)の協力を得て11月17日に実施した。

調査活動は、敷地内調査の原発班と消防活動調査の消防組合班を含めた6調査団12班で、広報訓練、退避等訓練をはじめとする防災訓練が適せつに行われているか、問題はないか、注意点はないかなどを調査し、各地域で住民に訓練におけるアンケートを実施し、住民意識や問題点の掘り起こしも実施した。

訓練終了後、全班集合し、総括会議中で「広報が聞こえない」「初めて実施した臨時交番設置が10分遅れた」などの問題点を出し合った。特に、アンケート調査による住民意識が「不安が少ない」「原発がなくなると職場がなくなり若い人が地域からいなくなる」など、地域の特殊事情が感じとれる回答があり、原発があたりまえの状態になりつつある厳しい現状である。

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