ひとりごと
2010年11月11日【ひとりごと】育休とおひとりさま…
北海道が主催する、お父さんも一緒にみんなで子育て「お父さん応援フォーラム」が11月17日(水・この日は秋期闘争統一行動日の前日)に札幌市内のアスティ45ビル16階で開かれるんだそうです。
最近は『イクメン』が増えて、機関紙「自治労北海道」でも取り上げたりしました。
フォーラムチラシ↓
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/67187C50-7738-41E4-BF96-C9B2570F4F20/0/reaf.pdf
このフォーラムは、お父さんが子育てしやすい環境づくりができるように考えようというもの。
世の中女性が子育てするというのがあたりまえだったのが、少しずつお父さんもお母さんもという感じになってきましたね。
よく考えてみると、女性は産む役割を持っていますが、初めて産む時は不安がいっぱいなのは誰しも感じることで、はじめから自信満々という人はいないはず。
男性が育休とるのは、不安かもしれないけど女性だって不安なのです。
しかし、10月に広島県知事が第三子が生まれるため、上の子の幼稚園の送り迎えに部分的に育休をとるというニュースは、「ほう世の中変わってきた」という印象でしたね。広島県庁の男性は育休取りやすくなったのではないでしょうか?
それにしても、このフォーラムを主催する高橋北海道知事の「育児休暇」取得についてのコメントには驚きました。
「知事に育休という概念はあり得ない。選挙で選ばれた自治体トップであり、住民の生命と安全を24時間守る責務がある」と述べ、苦言を呈し「災害時、陣頭指揮を執らなければならない場面でも『子育てがあるからやらない』と言えるかどうか」と述べたという。
高橋知事は、24時間働いているのでしょうか?
病気で休んだ時もあったのではないでしょうか?それに、ご自分は子育てが終わったから言えるのではないでしょうか…と考えてしまったしだいです。
安心して、育休が取れる職場をつくりたいものです。
一方、札幌市男女共同参画センターでは、12月4日(土)札幌エルプラザで「男おひとりさま道」と題して、上野千鶴子さんの講演会が開かれるそうです。
日本におけるジェンダー研究の先駆者といわれている上野千鶴子東大教授の著書には、これまで女性の老後を書いた「おひとりさまの老後」がありますが、今度は、男性の「おひとりさま」について語るというのです。
男性も女性も、死別、離別、非婚の違いがあれども、どちらかがいずれ「おひとりさま」ですよね。
豊かな老後を送るための準備とは…考えさせられますね(-_-;)
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