自治研

2010年11月08日

『まちづくり・地域活性化』を労働運動として=愛知自治研が終了!

画像は、明日添付します。

2010年11月5日~7日、名古屋市国際会議場で、第33回地方自治研究全国集会(愛知自治研)が開かれ、およそ2000人が参加した。

第33回目を迎える全国自治研集会は、実行委員会南部事務局長の司会から始まり、主催者を代表しての自治労徳永中央執行委員長のあいさつ、地元実行委員会から愛知県本部浅井委員長があいさつした。

初日は、主催者あいさつ後、愛知県・名古屋市・連合愛知からそれぞれ激励のあいさつがあり、全国から募集したレポートなどの自治研賞表彰(自治研活動部門・自治研究論文部門)が壇上で行われ、自治研中央推進委員会加藤委員長から基調報告を受けた。

今回の集会にあたって、自治研のはじまりや歴史、自治研活動の5本の実例をまとめたDVD「自治研~きのう・今日・あした~」が放映された。
その後、地方自治総合研究所・辻山所長がコーディネーターになり、参加者全員が討論に参加するディスカッションが初めての試みとして行われた。

2日目は、それぞれが希望する13の分科会に分かれ、テーマごとの討論が、基調提起・ディスカッション・レポート報告を中心に実施された。

北海道からは、第3分科会で「財政債権」の問題で夕張市職労が、第7分科会で釧路市の「生活保護受給者自立支援の取り組み」を北海道地方自治研究所から、第9分科会で「ふるさと購買運動の取り組み」を足寄町職がそれぞれ報告した。
ほかにも自主レポートで提出された、いくつかの取り組みが報告された。

3日目は、「地方分権・財政」と「公共サービス」に分かれ、前日の各分科会討論を基本に分科会討論が行われた。

全体を通して、「地方分権」を迎えるにあたり労働組合組織・組合員として、自治体職員としてのあり方や考え方、新しく迎えるであろう自治の姿を全体で確認しあえる集会となった。

自治研活動は、地域へいかに労働組合が飛び込んでいくか、それにともなう地域住民との関わり、自治体業務ではでき得ない取り組みを労働運動の中から「問題を掘り起こし、討論・確認し合い、実践・解決する」まさしく『まちづくり・地域活性化』を労働運動として取り組み地域に浸透させる活動といえます。

※この集会の細部は、自治労本部の下記HPhttp://www.jichiro.gr.jp/jichiken/index.htmlや機関紙にも掲載されますので、ぜひ、単組運動の参考にして頂きたいと思います。

href="http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/report/rep_aichi33/index.html">http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/report/rep_aichi33/index.html

20101106ebiken1.jpg
会場では、愛知自治研マスコット「エビケン」も記念グッズが販売されていたようです!愛知県本部の書記がデザインしています。

コメント (4)

ゆ。:

愛知自治研参加の皆さんお疲れ様でした!
特に山木部長、お疲れ様でした。

ところで、自治研賞はどこが受賞したのでしょうか?
「もしや足寄町職労?」なんて、淡い期待をいだいていたのですが、淡々とした文面から「残念。」と読み取りました。

第9分科会はどうだったのでしょか?
盛り上がったのか、盛り下がったのか、“さっくり”でいいので教えてください。

道本部:

ゆ。さま

コメントありがとうございます。
自治研の盛り上がりぐあいは、山木部長が後ほど書きこみしますが。自治研賞は自治労本部のホームページ上記のアドレスのところに載っています。

探しづらいので、下記にコピーしましたのでご覧ください(^_^)v

http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/report/jichikensyo/index.htm

道本部・山木:

ゆ。さま

自治研賞はおっしゃるとおり足寄は残念。活動部門で優秀賞松江市、奨励賞黒潮町・田辺市・尾道市で、論文部門で優秀賞川崎自治研センター瀬藤さん、奨励賞で葛飾自治研センター井上さんでした。

盛り上がりは、初日の参加型セッションでは初めての全体参加型もあり受け止めはさまざまかと思います。
 
2日目は参加者自身地域での取り組みが弱いのか発言が少なく、講師に対してレポート報告者と一部の参加者的な感じて、休憩ごとに参加者数が減っていく状態でした。中嶋先生が余計な気を遣っていたような雰囲気でした。僕も記録なのに質問してしまいましたが・・・無茶なまとめの依頼がきたもんで。

3日目は、原口前総務大臣出席の分散会でしたが、遠慮のない杉並区長や正直な宝塚女性市長のコメント、牛山先生のナイスな進行で、今までで一番のパネルディスカッションかと思います。時間も珊瑚までいられませんでしたが、10分前で全然終わらない雰囲気でした。

全体的には、「話を聞く時間が長い」自治研の印象で、参加者によりますが、組合歴の短い人や興味のない人には少々つらい集会ではなかったかと思います。

ゆ。:

丁寧に対応していただき、ありがとうございました!

第9分科会は・・そうでしたか。
お疲れ様でした。

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