連合北海道

2010年10月18日

いまこそホンネで話しあおう=古賀連合会長とタウンミーティング

10月17日、18時から札幌・京王プラザホテルにおいて、「希望と安心の社会づくりに向けて」と題し、連合北海道主催で古賀連合会長による青年・学生とのタウンミーティングが開かれ、53人(内学生8人)が参加した。

古賀会長は、社会の状況・労働者組織の現状を述べ、「政治を変えないと政策が変わらない。新たな政権のもとで希望と安心の社会づくりをめざす」とこれからの社会像について語った。
また、働くことについて、「1・生活の維持、2・社会の参画、3・自分自身の成長」をあげ、「他にも多くの意味をもつが、ぜひ自分で考えてほしい」と述べた。

雇用の問題については「菅内閣を支える立場で、雇用を増やすことが一番の課題、働けない若者は日本の損失」と述べ、現場にあるミスマッチ(中小企業の求人は多くあるのに応募がないなど)を解消することが雇用環境の改善につながると話し、「連合は働くものの集団としてどういう社会をつくっていくか話し合い、考えあいたい」と呼びかけた。
 
意見交換会では北海道の就職活動の厳しい実態、労働環境の改善についてなど学生を中心に7本の質問・意見がだされ、「労働基本法を学ぶ必要性、雇用増大へのシステムづくり」が話し合われた。

最後に、古賀会長からしっかりと政策に反映できる様にしたい。また、「一人の人間は弱いから、支え合う社会をつくることが必要。今こそ対話をして、価値観を埋める努力をしよう」と話し、続けて「ホンネで話し合うことが大切。働くことを見つめなおそう」と講評した。

高柳北海道連合会長からは「安心な社会をつくるため北海道としても努力する。希望とは違う職種に就いても、その仕事が自分の志となる。社会の疲弊が犯罪や自殺に結びつかないためにも連合として努力する」と話した。


【写真】古賀連合会長が青年・学生と今後の社会について話しあった

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