2010年09月13日

何もしないで展望ない=民間協総会と学習会

9月11日、自治労会館で自治労北海道公共サービス民間労働組合協議会の第16回定期総会を開催し、18単組30人が参加した。また、昨年から開催している「ブロック(地方本部)別交流集会」について、今総会日程に合わせて全道の学習会を開催することを第2回幹事会で確認したことを受けて、翌日12日には「全道学習会」を開いた。

はじめに、第16回定期総会では、中村博行議長(函館亀田清掃労組)が、「今総会がさらなるたたかいの意思統一の場となるよう活発な議論をお願いしたい」と民間協幹事会を代表してあいさつした。

来賓として道本部・山上委員長、中央本部・森総合公共民間局長があいさつした。
  
続いて、執行部からの提案が全体に承認をされた。その後、各単組から一年間の運動の報告が行われ、上川地本公共民間労組連絡協議会結成の報告や春闘のたたかいが報告された。

また、「自治体の契約の有りようを変えるのは単組の要求書だけではできない。実態に合った公契約のあり方やシステムの確立について中央への意見反映を。公共サービス基本法の理念を活かす取り組みが必要」などの意見が出された。最後に、中村議長の団結ガンバローで総会を終了した。新役員体制は下記のとおり。

翌12日は、「全道学習会」を開き、講演「元気の出る組合活動!?」と題し、森信夫さん(中央本部総合公共民間局長)が講演した。

講演では、自治労公共民間労働者や自治体労働者の現状について触れ、自身の組合活動との出会いや、県職労や県本部時代の活動について、「展望がないからたたかわない?展望はどうしたらできるのか?何もしなくては展望はできない。自らがみんなでやろうと思わないと。展望ないと楽しくない。こういうことを思いながら運動をしていけば良いし、困ったらまわりに相談をする。それによって“つながり”ができる。往復運動が大切」と話した。その後、質疑応答を行った。

自治労北海道公共サービス民間労働組合協議会 2011年度役員体制
議   長  中 村 博 行  亀田清掃労組
副 議 長  菊 地   悟  北海道環境施設ユニオン
  〃    逢見谷 百合子  北海道福祉ユニオン
  〃    田 尾   悟  旭川浄化労組
  〃    鷲 津 克 之  室蘭福祉事業協会労組
事務局長   灰 野 由希子  道本部組織部長
事務局次長  松 岡 敏 裕  道本部特別執行委員
  〃    伊 藤 美恵子  道本部組織部長
幹   事  (石狩)松 本 敦 子  さっぽろ公共サービス労組
  〃    (後志)鹿 内 健 太  共和町社協ユニオン
  〃    (上川)高 橋 直 樹  名寄市社会福祉事業団職員労組
  〃    (留萌) 未選出
  〃    (宗谷) 未選出
  〃    (渡島)能登谷  透   函館環境衛生労組
  〃    (桧山)上 戸  等   南部檜山衛生処理組合職員労組
〃    (空知)黒 井 和 博  日本ヘルス労組
〃    (胆振) 選出中
〃    (日高) 未選出
〃    (網走)三 浦 鶏 一  北見市社会福祉協議会職員労組
〃    (十勝)香 川 隆 信  池田社会福祉事業協会ユニオン
〃    (釧根) 未選出
※全国幹事  中 村 博 行  亀田清掃労組



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