本部情報
2010年09月22日衛生・保健・医療しっかり学習、保健部門の強化めざす=公衆衛生・病院集会
9月18日、札幌市・自治労会館で衛生医療評議会、2010公衆衛生・病院集会開き40人が参加した。
阿部議長は、「この間、病院問題中心に評議会活動は運動を展開してきたが、公衆衛生・保健への取り組みが不足していた。これを機会に衛生・保健・医療の関係を学習し、衛生医療評議会運動のなかでも、保健部門の強化をめざす」とあいさつした。
さらに、道本部から、公衆衛生の基本的説明と医療と連携した衛生医療運動の強化を提起した。
厚労省保険局企画調整官の榊原毅さんが、第1講座「高齢者医療制度の動向」について講演をした。
榊原さんは、「中間取りまとめ段階であるが、今まで不評であった後期高齢者医療制度の抜本的改革をある程度進め、今後、保険料の問題含めどのようにまとめていくか審議される予定である」と話した。
衛生医療評副議長の長谷部修さんが、第2講座「これからの公衆衛生の確立にむけて」をテーマに講演した。
長谷部さんは、この間の公衆衛生活動の歴史を再確認すること、人員不足の問題など、現状を把握し評議会として保健部門への対応をどう考えて行くべきなのか。また、地方自治法改正で保健所などの共同設置における業務比較などの問題点を指摘した。
今後、評議会として保健部門への理解と、積極的取り組みを提起した。
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