本部情報
2010年08月19日【本部情報】第7回消防職員の団結権のあり方に関する検討会
8月18日18時から、総務省に設置された「消防職員の団結権のあり方に関する検討会」の第7回目が開催された。労働側からは、連合の木村総合企画局長、全消協の迫会長、自治労本部の岡本書記長が出席した。
冒頭、資料1~2について、事務局から説明を受けた。これら主要な論点等の資料は、①検討会の「まとめ」に向けたたたき台であること、②資料2は1の2ページ目の部分を考える上での問題整理のために若干具体化したもの、と説明された。その後、意見交換に入った。
意見交換では、団結権と団体交渉権を切り離した場合の効果、「交渉」と「労使協議」「話し合い」等との違いは何か、についての発言が多く出された。出された主な意見は別紙の通り。
<資料>
参考資料1をダウンロード
*資料については、以下の通り、コメントします。
・資料1の通り、団結権の内容にはバリエーションがあるものの、「回復」をひとつの前提とした議論が行われることとなりました。
・資料では、団結権の「付与」ではなく、「回復」とされています。これは、消防職員に労働基本権が認められたことはないため、通常であれば「付与」とするところ、原口大臣及び小川政務官等の「労働基本権は労働者の人権であり、本来、すべての労働者に備わっているべきもの」との考えに基づくものです。
*議事録・資料などについては、下記の総務省HPに掲載されます。なお、議事概要は概ね1週間以内に公表される見込みです。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shoubou/index.html
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