2010年07月29日

来年は後輩を連れて来たい!=自治労北海道学校「青年コース」

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7月23~25日の3日間、札幌市・青年会館ほかで、2010自治労北海道学校「青年コース」を開き26人(うち女性1人)が参加しました。

1日目、開校にあたり、政治闘争と喫緊の人勧情勢を交え、藤盛敏弘副学校長、牧野青年部長があいさつした。

その後の講義では、第1部で、「労働者としてのものの見方と考え方」と題し、森町職労の宮崎渉執行委員長が、「基本組織では結果が求められるが、青年では、失敗しても何度でもやり直しができる」と森町の状況を述べ、「運動を進めるためには、まずは仲間づくりをしていこう」と話した。

第2部では、江別市職労の吉田晴香書記次長からは、「独自要求闘争の必要性」と題し、講演を行った。「はじめは飲み会が楽しく組合に参加していたが、分散会がきっかけで考えるようになった」と、自分の体験を交え、「少しずつ合理化をうけることで、気付かないうちにガマンしているのではないか。私たちは“ゆでガエル”になっていないだろうか。自分の賃金・労働条件を見つめなおそう」と話し、誰のための運動なのか、「まわりの仲間と討論する中から、自分が組合で何がしたいのかを考えてみよう」と呼びかけた。

グループディスカッションでは、2日間に渡って「自分の職場を見つめ直そう」「独自要求闘争と青年部運動」「独自要求の確立に向けて」をテーマに話し合い、それぞれ独自要求書を作成して模擬団交の仮想当局に提出した。

その後、谷川教宣部長が「見出しで見せよう!」をテーマに機関紙の作り方を説明した。漢字だけの見出しや会議の名前の見出しでは、記事を読む気にならないことや、文章の中で強調したい部分を見出しにすることを学び、各班で実際に教宣紙を作成して、伝えることの必要性を実感した。

最終日には、3日間で学習・交流・討論した独自要求実現にむけて、道本部執行委員を当局に模擬団体交渉を行った。

閉校式では、牧野青年部長が「さまざまな討論で、仲間の声から要求をつくることを学んだ。学んだことを自分たちの単組に持ち帰り、これからはじまる確定期の運動をみんなで取り組もう」と集約し全日程を終了した。

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参加者からは「教宣づくりの学習がとても面白かった。単組でもやってみたい」「3日間が、本当にあっという間だった」「楽しい3日間を過ごした。単組に帰って仲間に伝え、実践していきたい」「次は、組合に消極的な仲間や後輩をさそってきたい」といった声が出された。
                                  
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