道本部情報

2010年07月13日

【道本部情報】第22回参議院議員選挙闘争を終えて

本日7月13日付けの道本部FAX情報(第149号)で送信した「道本部第22回参議院議員選挙闘争を終えて」です。


             第22回参議院議員選挙闘争を終えて

1.昨年の歴史的政権交代を遂げた衆議院議員選挙を終え、民主党政権に対する評価が問われた、第22回参議院議員選挙が終了しました。組織内推薦比例代表「えさき たかし」は133,248票を獲得し10位で当選を果たすことができました。昨年10月からの道内組織オルグを中心とした取り組みに対し、各地本・各単組・総支部組合員に感謝申し上げます。

2.しかし、北海道選挙区組織内推薦「藤川まさし」は、567,167票を獲得しましたが、残念ながら次点に終わりました。選挙区候補選出の遅れや知名度不足等がありながらも、終盤にかけては各地本・各単組・総支部組合員・退職者など一丸となった取り組みに対し、あらためてお礼を申し上げます。

3.第22回参議院選挙は民主党を中心とする政権を盤石のものとし、「国民の生活が第一」とする選挙であり、自治労道本部としても自民党政権で疲弊した道内自治体の再構築と地域社会を支える公共サービスの再生と強化をめざす重要なたたかいでありました。

4.民主党は改選議席54議席を10議席下回る結果となり、過半数確保には至りませんでした。北海道選挙区についても民主党が掲げた2議席独占には程遠い結果となり、国民・道民の民主党に対する評価は厳しい結果となり、今後、国の政権運営は厳しさが増すことが想定され予断を許さない状況にあります。

5.また、連合北海道は結成以来、労働者の代表を国会議員としておくり出してきましたが、はじめて労働者の代表をおくり出すことができませんでした。このことは、労働者の声を国政に反映させるという、基本的かつ重要なことを必ずしも組合員に浸透させられなかったことや、民主党との選挙戦略の組み立ての是非を問われる結果が、選挙区選挙獲得票数に厳しく表れているといえます。

6.今後、自治労北海道本部は、地域の公共サービスを支える労働組合として、公務員制度改革・地域主権・社会保障制度などの取り組みを進めるとともに、来年の統一自治体選挙闘争にむけ、各地本・各単組・総支部組合員の先頭に立ち運動をすすめていきます。  ともにがんばりましょう。

2010年7月13日
                          
                             自治労北海道本部
                             執行委員長 山 上 潔

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