2010年06月22日

『労働を中心とした福祉社会』建設へ=石狩・後志三評労働者集会

6月19日、小樽市公会堂で石狩・後志三評労働者集会が開かれ、19単組64人が参加した。

開催者代用で早川後志地本三評議長があいさつの後、小林政治部長が参議院議員選挙に向けてあいさつした。
 

集会では、「公共サービス基本法について」公務・公共サービス労働協議会の岩岬副事務局長を講師にむかえ基調講演が行われた。
岩岬さんは、「基本法は努力法・理念法となっているが、本来は責務としたかった部分が変更されてしまった。これから、政権の政策軸を持続的な福祉社会建設に向けさせるための地域運動としての位置づけ、この社会運動を通じて『労働を中心とした福祉社会』建設へ確かな政策転換を実現させるため基本条例設定の取り組みが必要。そして、地域に見合った形で再定義することとなる」と述べ、「この取り組みは、3~5年をかけた粘り強い運動として仕組むことが重要で、キャンペーンを行っている」と話した。

午後から、道本部三評の担当部長がそれぞれ提起し、7つの職種別に分かれ分科会を行った。
合理化で職員は減少しているが、今まで自分たちで行っていなかった仕事もこなしている。看護師は、人数不足、時間外の会議もありワークライフバランスは崩れている。社協では、36協定を結ぶことが出来た。などの報告があった。
 
最後に、早川議長が「この勢いを持って、本日の議論を職場に持ち帰り、今後に結び付けて頂きたい」と述べ、藤川・えさきの必勝をめざして団結ガンバローで閉会した。


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