働く仲間の代表として頑張る!=『藤川まさし』さんと語る会
6月6日、札幌市・自治労会館で『藤川まさし』さんと語る会が開催された。この会は、道連合青年委員会が5月20日に設立した「政策実現!青年委員会」の主催で行われ、7産別107人の仲間が参加した。
牧野青年委員長が「若年層の政治離れも言われるが、政治に無関心でいても、無関係ではいられない。政権交代を実現した今だからこそ、自分たちの未来は自分たちで拓いていく。そうした決意で政治闘争を強化していこう」とあいさつしスタートした。
その後、来賓の連合北海道・渡辺組織労働局長のあいさつ、JR総連、自治労からの活動報告を行い、その後、北海道選挙区候補予定者の「藤川まさし」さんと意見交換を行った。
意見交換の前段には、現在、青年委員会で取り組んでいる『藤川まさしさんへの政策要望』の一次集約分580枚を藤川さんに手渡した。
藤川さんは、「小泉改革以降、格差が拡がり、地域が疲弊している。『人を大切にする政治』をつくりたい。みんなが、安心してくらし、安心して働ける社会をつくっていく。働く仲間の代表としてがんばる」と、参議選の決意を述べた。
約70分の意見交換は、一問一答方式で行われ、全体で9本の意見・要望が出された。
青年から、「ネットカフェ難民や派遣村などが社会問題となり、生活困窮者への支援が必要だ。安心して働き続けられる環境整備を」の要望に、「雇用保険と生活保護の中間のような制度、生活支援と職業訓練の両方を受けられるような制度が必要と考える。また、介護職場では人手が不足している。その一方では、職を求める中高年層からは、この賃金では生活ができないという声も出されている。介護職員の処遇改善などによって、こうしたミスマッチを解消していくことも重要だと考える」と話した。
この他にも、青年からは「地域医療を充実してほしい」。共働き家庭からは、「放課後児童対策の充実を求める声も。子育て支援の充実を」。職場の課題として、「非正規職員がいないと職場が回らない実態もあるが、正規・非正規で賃金・休暇の面でも格差が大きい」など、日ごろの生活・職場で感じている率直な意見や要望が出された。
意見交換の最後には、藤川さんから「こうした場をつくっていただいたことに感謝したい。これからも、みなさんと意見交換をしていきたい。意見交換は民主主義の基本」と述べ、「しっかりと国民の声、労働者の声を聞きながら、『人を大切にする政治』をめざしていく」と、力強く決意を述べた。
その後、政策実現!青年委員会からの今後の活動の提起があり、その後、牧野青年委員長の団結がんばろうを行った。
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