2010年06月07日

自ら主体的に取り組む運動は不可欠=北海道環境施設ユニオン定期大会

5月29日、札幌市・自治労会館で北海道環境施設ユニオン第9回定期大会を開き、12単組22人が参加した。

北海道環境施設ユニオンは、環境施設職場に働く労働者が1人でも加入できることを目的に結成され、今日に至っている。

はじめに、菊地悟執行委員長(苫小牧振興公社労働組合)があいさつした。
菊地委員長は、厳しい社会情勢と生活実態に触れ、「昨年の選挙で政権交代を果たした。この流れを止めないためにも「藤川まさし」「えさきたかし」の必勝にむけて取り組もう」と話した。

続いて、来賓あいさつとして、藤盛道本部副委員長が「公契約についてはなかなか突破口がないのが現状。みなさんと連携してやっていこう」と話し、組織内候補である「藤川まさし」「えさきたかし」の必勝にむけた取り組みを強く訴えた。

その後、経過報告・2010春闘総括・会計報告について、松岡副執行委員から提起し、全体の拍手で承認された。
引き続き、2010年度運動方針(案)・指定管理者制度見直しの取り組み・2010年度予算(案)・役員の選出について松岡副執行委員長から提起し、全体の拍手で承認された。

その後、学習会として、田島恵一さん(連合中央アドバイザー)が、「公共サービス基本法・公契約条例を活かす取り組み」と題して講演した。

田島さんは、公共サービス基本法、野田市公契約条例制定は運動の出発点として、「公共サービス基本法は理念法であり、これに基づいていかに実定法を作るか。第6条は極めて画期的。また、公契約条例は最低規制の側面がある中で、自ら主体的に取り組んでいく運動の追求は欠かせない。職場内での運動強化も大切だが、未組織労働者をいかに取り込むか。自治労、公共民間、地域のなかまと連携した運動の追求が大切だ」と話した。
 
各単組の取り組み報告として、7単組から春闘情勢や各単組の課題について報告をうけ、閉会した。

~田島恵一さんが紹介する書籍~
自治総研ブックレット「公契約を考える 野田市の公契約条例制定を受けて」
http://www1.ubc.ne.jp/~jichisoken/publication/booklet/booklet.html


【2010年度役員体制】
執行委員長   菊 地  悟 (苫小牧振興公社労働組合執行委員長)
副執行委員長  田 尾  悟 (旭川浄化職員労働組合執行委員長)
          北 真 泰 利(札幌地域労働組合公清企業支部支部長)
          岡 田 光 彦(亀田清掃労働組合副執行委員長)
          川 村 政 彦(中央本部現業公企評議会清掃部会)
          松 岡 敏 裕(道本部組織拡大推進室事務局長)
書記長     灰 野 由希子(自治労北海道本部組織部長)
書記次長    大 島 利 広(札幌地域労働組合書記次長)
執行委員    高 橋 知 大(七飯町労連伏見清掃労働組合執行委員長) 
          能登谷  透 (函館環境衛生労働組合執行委員長)
          畑 中  修 (白老振興公社労働組合執行委員長)
          村 川 泰 章(札幌地域労働組合中央清掃支部支部長)
          黒 井 和 博(日本ヘルス工業労働組合執行委員長)
          北 山 諭 志(旭川市旭栄清掃労働組合執行委員長)
          伊 藤 美恵子(自治労北海道本部組織部長) 
会計監査    田 中  誠(七飯町労連南渡島衛生センター労組執行委員長)
          中 山 智 淳(苫小牧振興公社労働組合副委員長)

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