2010年05月25日

フィルドワークで秩父別のトマト工場視察!ディスポーザーを考える

5月21、22日の両日、旭川ターミナルホテルで、第28回全国下水道集会が開かれ106人が参加した。


吉田公企評議会議長

吉田公企評議会議長(札幌市職連)が「3年前の札幌開催では、あいはらさんのポスターでいっぱいだった。7月は、えさきたかしさんを公企評としても取り組みをさらに強化していく。単体ディスポーザーについては、2005年国交省から出された考え方を受け、自治労として、アメリカと歌登等を視察した報告を行う。明日は、フィルドワークで秩父別のトマト工場を見て学習を深めてほしい」と述べ、また、「労働組合の視点から検証した、ライフラインのための危機管理指針を活用してほしいとあいさつした」。
道本部の山上委員長から、開催地を代表してあいさつした。


高橋正宏北海道大学教授

「ディスポーザーの技術的評価と今後の課題」をテーマに低炭素化社会に向けての取り組みと歌登町のディスポーザー導入について、高橋正宏北海道大学教授が話した。

高橋教授は「高齢化が進んでおりゴミ出し・除雪作業の軽減などを考え行われ、ごみの量は約半分になったが、汚泥処理(たい肥となる)の量が増加している。コスト的には差があまり考えられない」と講演した。これを受け、参加者が活発な意見交換を行った。

公企評の総会を間に行い、午後から、佐藤副部会長による『ライフラインのための危機管理指針』の学習会と、グループ討議。
また、沼田町の谷口係長がディスポーザー導入で、ゴミ処理コスト・北空知衛生センターへの処理負担金の軽減を目標に行ったが、次の点で思ったように導入が進んでいないと報告した。
・設置の負担金
・骨等処理できない物がある
・自宅にコンポストがある
・各家庭の月の負担金


2日目のフィルドワークでは、秩父別町特産のトマトジュース加工工場に配置されているディスポーザーでの野菜残菜処理を視察した。

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