道本部情報

2010年04月30日

あなたの職場 健康ですか?=石狩地本現業公企評議会が学習会

4月24日、札幌市・自治労会館で石狩地本現業公企評議会は学習会を開き、石狩管内7単組から約40人が参加した。

学習会では、「あなたの職場 健康ですか?」をテーマに、灰野道本部組織部長が、労働安全衛生対策について講演した。


【画像】灰野道本部組織部長

講演は、労働災害の大きな要因のひとつとして、ヒューマンエラーをあげ、「皆さんの職場では朝のあいさつが行われていますか」とを参加者に投げかけ、先ずは良好な職場環境であることが労働災害の減少につながると強調した。

近年メンタルヘルス不調による休職者が増えており、特に公務員はその比率が高い現状がある。また、心が不健康な状態ではエラーも起こしやすくなり、労働災害につながる恐れもある。しっかりとしたメンタルヘルス対策をとり、職場全体で積極的な取り組みが必要である。また、メンタルヘルス対策アクションチェックリストを紹介し、各項目の点検をすることで自身の職場環境を改めて考えるきっかけにしてほしいと話た。
 
その後、メンタルヘルス不調への要因ともなる、パワハラ・セクハラなどの各ハラスメントについて説明。明らかなケースだけではなく、自身に悪意がなくても相手に圧力や不快感を与えている危険がある。職場で働く一人ひとりが意識していくことが、パワハラ・セクハラのない健康な職場につながっていくと説明した。

続いてワークショップを開催。イラストによるKYT(危険予知トレーニング)を行った後、参加者それぞれの職場や単組での課題や改善されたことや、取り組みを班内で話しあった。

現業公企職場は危険な工具・器具を使用する場合も多く、体を使う仕事も多い。ちょっとした不注意で事故につながるケースが多いことから、定期的に作業の危険性や安全な作業手順について考えていくことが労働災害減少には重要である。


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