連合北海道
2010年04月28日結成20周年にふさわしい力強い運動=札幌圏地場未解決組合解決促進集会
4月27日、札幌市・札幌エルプラザホールにおいて、連合北海道・連合石狩地域協議会・札幌地区連合会が主催する2010春季生活闘争「札幌圏地場未解決組合解決促進集会」が開かれた。
主催者を代表して井上札幌地区連合会長は、「妥結労組のほとんどが定期昇給分の確保という厳しい内容であり、未決着労組は粘り強く交渉展開している。そのような労組への支援と連帯を強め、解決に向けた促進集会である。私たちが安心して暮らせる社会にするために、最後までの協力をお願いする」とあいさつした。
続いて連合北海道・武田副事務局長から激励のあいさつ。平野札幌地区連合会事務局長より情勢報告と今後の取り組みとして、①連合春闘地域啓発リーフ『はるさっとう』配布行動、②労働相談の開催、③組織拡大行動、などの提起を全体で確認した。
札幌圏特別報告として、全ベルコユニオンからは、「ベルコの仕事をしている派遣会社などの社員の組合である。要求として①雇用契約の更新、②いやがらせを受けないで働ける労働条件の確保の2点を掲げている。しかし、会社側は会社の整理解雇を強行してきた。解雇撤回と要求前進にむけて断固としてたたかいぬく」と決意を述べた。
札幌公共サービス労組からは、学校給食委託業務の競争入札反対のたたかいの報告と今後の決意が報告された。磯野書記次長は、学校給食を守り入札の見直しを求める署名行動が1万筆を超えたことに感謝とお礼を述べ「総合評価方式による入札の導入や参加資格を市内業者に限定などとする申し入れを受け入れさせた。結果として競争入札が不調に終わり、現行の委託業者が入ることとなり、雇用と給食の安全は守られた。しかし、入札額が約5,000万円下がったことと、4年後に行われる入札で、評価がさらに厳しくなることや落札額のさらなる減額が想定される。これからも学校給食の安全と安心を求めてたたかう」と決意が述べられた。
集会は、この日を歴史的団結の日とし、組合のない職場、パート・派遣で働く仲間、すべての働く仲間に「ニッポンの原動力・連合」の底力を発揮し、「希望と安心のまちづくり」に向け結集を訴えるとともに、結成20周年にふさわしい力強い運動を職場・地域から巻き起こそう。参議院議員推薦候補の完勝をめざし、最後までたたかいぬこう。と集会宣言を採択し、終了した。
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