2009年12月21日

職場の実態を道教育長に意見反映=学校栄養士連絡会議

道本部学校栄養士連絡会議は12月19日、第9回総会および全道学習会を自治労会館で行い、13単組・31人が参加した。

2009年度経過報告では、7月に行った全道学習会でのグループ討論やアンケートで集約した組合員の声を、11月に1010年度「北海道への政策要求と提言」として反映してきたことなどを報告。また、多くの仲間が集まり、話し合い、職場の現状や問題点を洗い出していく中から行動につなげていくことを重点課題とした2010・2011年度活動方針を確認した。最後に、吉川議長(札幌市職連)をはじめとした役員体制を全体の拍手で確認した。


道教育庁の景山茂樹主幹

総会に引き続いて行った全道学習会では、道教育庁の景山茂樹主幹を講師に「栄養教諭制度」について講演を行った。制度の導入からすでに4年が経過しようとしているが、職場段階ではさまざまなほころびが生じていることが明らかになっていることから、講演の半分以上を講師と参加者の一問一答形式で進められた。

その後のグループ討論では、「(センターと学校の両立の難しさなど)道には現場の状況を分かってほしい」、「“食育”が具体化されていない。食育指導充実のため、教科書の作成や家庭科の先生との連携も必要」、「食育全体計画を策定している学校では授業や食育指導がきちんと行われていることから、策定していない学校には栄養職員・栄養教諭の側から求めていきたい」「(多忙な中でも)自分たちで時間を作って授業をしていくことが大切」などが報告された。

道本部学校栄養士連絡会議は、今回のグループ討論も含めて職場の実態を明らかにしながら、引き続き道教育長に対して意見反映を行っていく。


グループ討論

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