道本部情報
2009年11月25日11.23幌延デー=北海道全体の問題としてとらえ声あげよう
「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」が今年も開催された。幌延町共進会場には、全道から約1000人の労働者・市民運動団体などが集まった。
集会では、主催者である道平和運動フォーラム山田代表が「北海道に核の処理場はいらないことを伝えるため、今まで以上に各地区・地域で草の根の声を上げていかなければならない」とあいさつをした。
その後、決議を採択し、核持ち込み反対のシュプレヒコールで住民に訴えた。
この集会の前段には、約200人で全道青年女性学習会が開催され、「幌延問題の経過と課題について」と題し、幌延現地監視委員の本田正さんが、「自治体の財政難を解消しようと苦し紛れに施設を誘致しようと手を挙げる所が出てくることも考えられる。幌延だけの問題ではなく、北海道全体の問題としてとらえ、今こそ幌延から声をあげていくことが必要である」と講演した。
青年からは、「原子力発電をいきなりなくしても大丈夫なのか」など3本の質疑が出され、「発電がとまっても、火力発電が稼働しており、東京はひとつも停電しなかった。風力や蓄電池などに予算を振り分けた方がいいし、その為には自分たちも電力のムダづかいをなくす努力が必要」と回答した。
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