本部情報
2009年11月04日保育の最低基準廃止?=日本保育学会の緊急アピール
10月8日、首相宛に提出された地方分権推進委員会の第三次勧告において、保育所最低基準の廃止が提案されました。
しかしこれは、日本の乳幼児の発達を保障するという視点からは、看過できない内容が含まれています。私たちは、最低基準の廃止・地方公共団体への権限委譲は、わが国の社会的な歪として今日指摘されている格差問題を、子どもの発達においても容認し、地域の子育て環境を壊すことになりかねない極めて重大な問題であると判断します。
そこで、最低基準廃止に反対し、国による保育政策拡充への意見文書を提出させていただき、子どもの発達保障という視点からの保育施策の拡充を要請します。
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