初めての単独日程で道本部民間協議総会
9月12日、札幌市・自治労会館で自治労北海道公共サービス民間労働組合協議会(民間協)の第15回定期総会を開き16単組・支部・分会、27人が参加した。
本総会は、昨年まで道本部定期大会の昼休み時間に開催していたものを初めて単独で開催した。
総会冒頭、中村博行議長(函館亀田清掃労組)は、「昨年までの昼休み開催では、経過報告と運動方針を提起することが精一杯だったが、幹事会での議論を経て今日の単独開催となった。議論時間は十分に保障できるので、たたかいの交流と運動の前進に向けた積極的な議論をお願いしたい」と民間協幹事会を代表してあいさつした。
来賓として、峰崎直樹参議院議員(道本部組織内議員)は、先の総選挙の結果に触れ、「北海道から鳩山首相と横路議長という三権の長の内、二つを選出することになる。皆さんの頑張りの結果だと思う。約束は実行していく」とお礼と決意を述べた。
続いて、道本部を代表して木村副執行委員長は、「総選挙闘争に奮闘された皆さんにお礼を申し上げる。結果は自公政権にNOを突きつけ、社会的弱者の声の現れとして政権交代を果たした。しかしゴールではなく、来年の参議院選挙で圧倒的に勝利しなければならない。自民党によって60年間ズタズタにされた社会や公共サービスを国民の手に戻すという作業がこれから始まる。道本部も現場の声を政権に届けるという役割を自覚して、しっかりと果たしていく」とあいさつした。
続いて、2009年度活動経過報告、2009年度運動総括、2010年度運動方針を執行部が提案し、議論の中で、全単組から一年間の運動の報告がされた。
また、公契約運動に関して、「民間協加盟単組の中には、経営原資全てが自治体からの委託料という会社が少なくなく、その委託料の80%が人件費ということも業務によってはあり得る。最低制限価格等の防波堤はあるにしても落札額の減は即人件費に波及することを考える時に、役務にかかる部分を別にチェックするなどのシステム的な構築や運動展開を要望する」要望意見を踏まえ、道本部定期大会での民間協発言として意見反映することとし、議案について全体での承認を得た。
その後、2010年度役員体制で、中村議長の再任を全体で確認した。
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