石けん、下水、ライフライン危機管理=公企学習会
7月25、26日の両日、道本部公企学習会を開き9単組26人が参加した。
1日目は、本部公企評議会下水道部会山本部会長(大阪市職)が、海外視察を終えた上でディスポーザー学習会として行う予定だったが、視察が中止になったため急遽内容を変更した。ディスポーザーについては、海外から日本で認可されていない製品が国内に設置されていること、ゴミ有料化で大量の野菜をディスポーザー使用で廃棄されている問題点について報告した。その後、「労働組合役員の視点」として、労働組合の必要性と今後の具体的取り組みなどについて、テンポ良く組合費の費用対効果、労働者の権利を説明した。
分科会は2つに分かれ、①水道分科会「石けんを作ってみよう」には、くらしを洗おう!市民連絡会の高橋代表が講師として、ペットボトル石けんを作り、合成洗剤の有害性を話した。②下水道分科会では、佐藤秀人副部会長が政府要請行動、北海道の下水などや、参加者がそれぞれの抱える単組の問題を聞きながら会を進めた。
26日には、現在作成中の「ライフラインの為の危機管理指針」の座長として、編集にも携わっている吉田竹彦本部公企副議長から、「各自治体で災害対応マニュアルはあるが、今後のチェックの為にも役立てて頂きたい」と報告があった。
クロスロード(お互いに意見のやりとりを行う・話をクロスさせる)では、「自らが災害対策の課題と直面したとして考え、意見や価値観を参加者同士で共有する」ことを目的に1つの設問を5分という短い時間の中で話し合う、これは危険予知訓練にもなり、災害時のとっさの判断に有効となる。最後は、千葉公企部会長が、「横の連絡を密に取り合いこれからも、がんばろう」とまとめた。
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