2009年07月13日

「女性の力」と男女共同参画社会の構築=上川地本女性交流集会

7月12日、旭川市で2009上川地本女性部女性交流集会が開かれ、女性50人、男性31人の計81人が参加した。

本集会は毎年開催されているが、今年は講演2本、報告1本、体験型分科会と盛りだくさんの内容で行われ、午前の部の相原久美子参議院議員による講演は、基本組織の政治学習会にも位置づけられて行われた。

「チャンスの女神たちへ」と題して行われた相原さんの講演では、「女性の力」について話し、男女共同参画社会の構築に向けていかに女性が企画部門へ入り込んでいくか、また自身の50万7千票の得票について、女性のネットワーク、女性の活躍によって得られた票だと述べた。
男女の格差を是正することは、人権を尊重することであり、人権尊重、平和を希求する議員をつくっていかなくてはならない。さらに、労働組合は、政治家を応援するだけではなく、自分たちの運動に引っ張り込むことが必要だと述べた。

午後からは、道本部小杉賃金労働次長より「中央労働学校に参加して」と題した講演が行われた。
小杉さんは、16日間にわたって行われた自治労第42期中央労働学校に参加し、組合活動の活性化などについて学んできた。その中で最も深い印象を受けた、反貧困ネット代表の湯浅誠さんの話を紹介した。「貧困スパイラル」で社会が低位水準化に陥っている中、「私たちには労働組合という『場』が与えられている。それを大いに活用し、人任せにしない、学習しよう、楽しもう」と提言した。

続いて平和月間に向けて、昨年、自治労青年女性オキナワ平和の旅に参加された士別市職労の奥山かおりさんから報告があり、改めて平和への思いを確認したあと、全員で折り鶴を折り、平和祈念折り鶴アートを作成した。完成した作品は、今年の平和の旅参加者に託し、沖縄へ届けるとのことだ。

日程の最後は「ピラティス」と「アロマトリートメント」の分科会にそれぞれ分かれ、時折笑いもこぼれるリラックスした雰囲気の中、日頃の疲れを癒す有意義な時間を過ごした。

最後に、佐藤地本女性部長の集約を受け、政権交代に向け地本女性部一丸となって取り組むことを決意し、団結ガンバローで終了した。

 

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