2009年06月23日

働き続けるむずかしさ語り合い、時間が足りない!=女性部長会議

道本部は、6月20日、21日の両日、自治労会館で2009年度女性部長・担当者会議を開き145人が参加した。

はじめに、女性部長あいさつ、山上書記長あいさつ、来賓あいさつとして、峰崎直樹参議院議員、長谷共済道支部事務局次長からあいさつを受けた。

あいさつに続き、櫛部賃金労働部長が「今こそ知らなきゃ!労働基本権問題~3年後、あなたの単組は大丈夫!?」と題して、公務員制度改革(労働基本権問題)の動きについて講演を行った。

労働基本権制約の歴史から、公務員制度改革の動向、労働基本権問題の動きについて詳しく説明を受け、今後各単組において交渉機能の強化、組織拡大化の必要性等取り組むべき課題が示された。労働協約締結権付与を視野に置き、女性部としても組織強化をはかる必要性を伝えるために企画した内容だったが、参加者からは「少し難しかったけど、知っておかなくてはならない大切なこと。単組でも学習の機会を持つ必要性を感じた」と今後の取り組みへのきっかけとすることができた。

その後、2009年度前半期の総括と後半期の取り組みを提起し、質疑討論に入った。
各地本・単組から2日間で20本の発言があり、各地本・単組で学習会や交流集会、そのほか、日々の取り組みに工夫を凝らし実践していること。役員を担うことで女性部運動の意義を感じた、合理化対象となった病院へのオルグの結果、看護職員自らが問題に対し取り組むようになったことなどが報告された。また、現在メンタルヘルス不全で通院中の組合員からの発言があり、当事者の立場からあるべき職場の姿が語られた。

2日目は分散会を行い、女性が働き続けていくことのむずかしさ、臨時・非常勤等職員とのかかわり方など、時間が足りなく感じるほど活発に議論が行われた。

途中、広田まゆみ道議のあいさつを受けたあと、1日目に引き続き、質疑・討論を行なった。執行部から「女性が社会に参画していくことは、健全な社会の形成、維持に不可欠なこと。女性部役員は、女性が働きやすい職場を作っていくという大切な役割を担っていることを自覚し、また、運動を進めていく上で個々の単組の中では微力に感じても、単組・地本での横のつながりを形成し、道本部・地本・単組という縦のつながりを有効に活用して運動を進めていってほしい」とまとめた。続いて、決議を確認して、団結ガンバローで会議を終了した。

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