逢坂議員の国会報告

2009年06月05日

【逢坂議員の国会報告】日本の予算審議と執行は、問題だらけ

公文書管理法案

公文書管理法案の与党との実務者協議が、
何とか終了しました。

100%満足のいく修正ではありませんが、
目的規定を修正できる等、
今後につながる修正となっています。

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私が、国会に来る一つの大きな理由であった、
公文書管理法制について、
こんなに早く関われることになったことを嬉しく思うと同時に、
私自身が、その制定の中心的役割をこれほど大きく担うことができ、
感謝、感謝です。

今後は、実務者の手を離れて、
内閣委員会の理事会レベルでの協議に移ります。

今後、私自身は、
付帯決議の内容を早急に検討することになります。

住民基本台帳改正法案

公文書管理法案の修正協議は、
何とか合意できましたが、
住民基本台帳法改正法案の修正協議は
難航しています。

この改正は、
入管法等の大幅見直し等によるものですが、
法務との調整がうまく進んでいません。

法務は法務の言い分を、
総務は総務の言い分を主張し、
結局は、現場自治体で発生する不都合を
いずれの立場も顧みようとしません。

こんな状況を打破するため
来週は、法務、総務の理事と
合同の協議をする方向になっています。

私は、理事ではありせんが、
実務者として
国民の生活が第一の立場で
その協議に出席する予定です。


財政審

財政制度等審議会は、一昨日、
2010年度予算編成に向けた意見書を
与謝野大臣に提出しています。

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2006年の「骨太の方針」の重要性を強調する内容となっています。

社会保障費の抑制、
2010年度に改定される診療報酬も抑制を促しています。

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今年のバラマキ予算から、
意見書の指摘する予算に転換するのは
至難の業だと感じます。

さらに診療報酬や社会保障費の抑制は、
現実を見ない指摘だと感じます。

亡国の予算

昨日、第4回目の
「亡国の予算」を検証する勉強会を開催しています。

テーマは、
農地集積加速化事業3千億円予算です。

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既存農地集積事業と重複しているがその整合性は?

これまでの取り組みから判断して予算を使い切れるか?

期間限定の支援だが、終了後の方針は?

企業の農業参入促進策ではないか?

単年度で使わない予算は補正になじまない

事務費を基金運用益で賄うのは不透明
(基金原資は、借金)

基金管理団体の公募基準などが不透明

土地の出し手に支援するよりも受け手支援が必要ではないか?

企業参入によって農村が崩壊するのではないか?

Aさん、Bさんが相互に貸し借りをすれば単なるバラマキではないか?

離農を加速化しないか?

無節操に規模拡大をすれば担い手の経営に影響が出ないか?

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昨日の勉強会では、
以上のような問題点が指摘されています。

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補正予算の実態を知れば知るほど、
亡国の予算であることを認識します。

過日の雇用対策7円億円も、
「使い切れない」等の懸念が、
担当者から本音ベースで漏れ聞こえます。

次回の勉強会では、
介護従事者の報酬アップ等の予算8千億円を
検証する予定です。

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この亡国の予算を検証する勉強会も、
マスコミや議員など多くの方々から
企画をしてもらって大変良かったと評価の声を頂いています。

日本の予算審議と執行は、
問題だらけなのです。

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