逢坂議員の国会報告
2009年05月27日【逢坂議員の国会報告】亡国の予算勉強会
亡国の予算
昨日、亡国の予算を検証する勉強会の
第1回を開催しました。
テーマは、
「国立メディア芸術総合センター」、
いわゆる国営マンガ喫茶です。
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文化庁からのヒアリングの結果、
次のようなことが分かっています。
・ 検討会は、本来、夏に中間報告を出すはずだった
・ それを急遽、4月に取りまとめている
・ 施設の維持管理費などは不明
・ 展示資料等の購入費などは未計上
・ 年度内に竣工できるかどうかは未定
とにかく何も決まっていない中で、
慌てて予算を計上し、
箱だけをとり急いで
建設しようとする方向に感じられます。
(実は、文化庁も、
本来もっと優先順位の高い分野があるような、
そんな話をしていました。)
つまり最悪の箱もの行政の
典型パターンのように感じます。
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仮に
国立メディア芸術総合センターが、
今の日本に必要なものだったとしても、
それを判断する材料が全く揃っていないのが、
現状です。
し かも年度内に予算執行ができないようですので、
景気対策にもなりません。
つ まり補正予算に計上する内容ではない
ということです。
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勉強会には、
漫画家の石坂啓さんにおこし頂き意見を聞きました。
石坂さんの話は明快でした。
・ マンガを知らないものが構想した内容
・ マンガは、風刺や批判、
そこに政府が関与するのは、そもそもおかしい
・ これにお金をつかうなら、
もっと地域文化の振興などに振り向けるべき
この施設に対する強い否定が述べられ、
大いに参考になりました。
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またマスコミの皆さんも、
予算に対する関心は高く、
多くの皆さんに参集いただきました。
明日、第2回目のテーマは、
エコポイントを予定しています。
今日も、
内閣委員会での質疑、
公文書管理法案の修正協議、
そしてクエスチョンタイムなど、
予定がギッシリ詰まっています。
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