道本部情報
2009年04月15日【本部情報】児童福祉関係映画のご案内
自民党や経済界がすすめる弱者切捨て・市場万能主義路線で作られた格差社会のもと、子どもの貧困問題や児童虐待、少年非行が深刻化しています。地域や家庭の養育力の希薄化や崩壊により児童虐待や少年非行が深刻化する現代社会の中で、児童福祉施設は大きな役割を担っています。子どもの命と人権を守る取り組みを地域社会全体に広げていくことをめざす立場から、下記の映画製作運動の案内がありましたので、情報提供をいたします。
記
映画名:大地の詩(だいちのうた) -わが心の留岡幸助- (仮題)
※現在製作中、完成は来年の予定です。
映画チラシのダウンロード
監 督:山田火砂子
代表作…「石井のおとうさんありがとう 岡山孤児院-石井十次の生涯」 平成17年度児童福祉文化賞、第14回日本映画批評家大賞
「筆子・その愛-天使のピアノ-」 平成19年度児童福祉文化賞
脚 本:池田太郎
原 作:藤井常文「留岡幸助の生涯」
製 作:(株)現代ぷろだくしょん
留岡幸助とは
留岡幸助(1864~1934)
明治・大正・昭和初期の社会福祉事業家。北海道空知集治監の教誨師に就任し、少年感化事業に関心を持つ。大正3年に「北海道家庭学校」(現・児童自立支援施設「遠軽家庭学校」)を創立、児童福祉分野の先駆者とされる。
児童自立支援施設(旧救護院)とは
児童自立支援施設とは、犯罪などの不良行為をしたり、又はするおそれがある児童などを入所・通所させて自立を支援する児童福祉施設。
国と都道府県、政令指定都市には設置義務がある。他の児童福祉施設と比較してもきわめて公共性が高く、職員は「吏員」とされ、公設公営が原則。しかし、経済財政諮問会議や規制改革会議などが執拗に民間開放を提起し、地方分権改革推進委員会も追随している。
なお、(株)現代ぷろだくしょんでは映画作成費の寄付を募っています。自治労本部に映画作成資料及び製作協力券を用意しておりますので、ご希望があれば送付いたします。
問い合わせ先:自治労本部健康福祉局 03-3263-0261 秋野・多田
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