道本部情報
2009年04月01日【道本部情報】就学・修学保障制度の充実を求める誓願署名の取り組み
経済・雇用条件の急激な悪化により、失業者・低所得者が増大している。こうした中、教育の機会均等に大きな影響が出ている。家庭の所得の違いによって、子どもや青年たちの教育や進路などが左右されないよう、就学(修学)保障制度の充実が重要になってきている。
自治体が行う就学援助制度は、国による補助金廃止や地方財政の悪化などの影響により、対象となるための所得要件を厳しくしたり、援助金額の引き下げなどが進行している。
また、中学校夜間学級では、様々な事情により学齢期に義務教育を受ける権利を奪われた生徒が学んでいますが、学齢を超えた生徒には就学援助制度が適用されていないため経済的理由による就学が困難になるケースが多くある。
さらに、高校・大学は授業料も高く、全ての生徒・学生に学びの機会を保障するためには、高校授業料の無償化に向け減免措置制度の拡充や貸与ではない給付による奨学金制度を整備すべきである。
以上のような状況をふまえて、日教組は、「教育の機会均等と学びを保障するための就学・修学保障制度の充実を求める請願署名」の活動を実施することになり、北教組から自治労にも協力要請があった。
道本部としては趣旨に賛同し、下記のように取り組みますので、各地本・単組・総支部の協力をお願いします。
※取り組み期日は4月24日(金)までです。
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